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2012年12月

2012年12月14日 (金)

初夏のニュージーランドで花ハイキングをしてきました!

Rupi 先日、ユーラシア旅行社の「春限定!南島の花と自然を満喫」というニュージーランドのツアーより帰国しました。
ニュージーランドの季節は日本の真逆に当たりますから、今は初夏になります。一日の中の温度差が激しいので、朝晩は少々冷え込みますが、日中はとても温かくなります。そのせいで、現地の人々は半袖の方もいれば、ダウンジャケットを着ている方もいたりしたのが少しおかしくもありました。そして、ニュージーランドの初夏といえば、花満開のシーズンです。テカポ湖畔に咲くルピナスは日本で見るものよりもひと回り以上大きく、ピンクと紫の2色が咲き乱れ、マウントクックのハイキングで見ることができる真っ白なマウントクックリリーも、沢山咲いていました。

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2012年12月13日 (木)

エチオピア人の信仰深さを実感

Lalibela 先日、「神秘の歴史、エチオピア周遊 11日間」より帰国致しました。
シバの女王や失われたアークの伝説が息づくアクスム、ナイル川の源流となるタナ湖、大きな目とアフロスタイルが可愛らしい素朴なタッチのエチオピア正教の壁画、コーヒー発祥の地・・・とその見どころは尽きませんが、最も印象に残ったのは、エチオピア人の信仰深さでした。
特に、岩山を穿って作られたラリベラの教会建築群は圧巻です。12世紀、イスラム教に包囲されたエチオピアでは、紅海を抜けてアラビア半島を通ってエルサレムに巡礼することが叶わなくなってしまいます。そこで、当時の王はこの地に第2のエルサレム造営を試み、完成したのがラリベラの教会建築群なのです。

実際に教会を前にすると、本当に岩をくり抜いて造ったものなのか、とても人間業とは信じがたい衝撃を受けます。岩壁によく近づいて見ると、建設初期のものは、ひと彫りひと彫りの痕跡がよく残っているのですが、後期のものになるとその完成度が高まり、まるで岩を穿ったものとは思えないほどに滑らかな直線に削られています。また、建物の内部に植物などの細かい模様が彫り込まれていたり、鮮やかな色彩が施されていたりと、当時の建築技術と文化水準の高さに驚きました。あまりの素晴らしさに、「天使が手伝った」という地元の人の伝説にも思わず納得してしまいました。

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2012年12月12日 (水)

オフシーズン?11月の南トルコ

Alanya 先日、「南トルコ周遊と海中に沈む古代遺跡見学 11日間」のツアーより帰国致しました。南トルコの旅ってどんな感じなんだろう?誰もがそんな疑問を抱くかと思いますが、簡単に言えばトルコ南部すなわち地中海岸沿いを周遊する旅であり、その地中海岸沿いには、世界遺産にも登録されている「クサントス遺跡」「レトゥーン遺跡」、約2000年前に地震で沈んだ都市遺跡が海中に眠る「ケコワ島」、商業港として栄えていた「ファセリスの遺跡」、『赤い塔』という意味のアランヤの「クズル・クレ」など、まだまだ知名度は低いものの非常に魅力のある数多くの遺跡があります。
しかし、いざ各所を訪れてみると、日本人はおろか、ほとんど観光客に出会うことはありませんでした。そして、ホテルにいたっては私たちのグループで貸切状態なんてこともありました。いったいなぜ?

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2012年12月11日 (火)

甘い香りに包まれて・・・(スーダン)

Souk 「なんだ?この匂いは?」朝、出発前に行程確認を行う時、毎度感じていた甘い香り。その匂いとは???
先日、「スーダン周遊 10日間」のツアーより帰国しました。去年の同時期に行って以来の1年ぶりのスーダン。相変わらず外では物騒なニュースも聞こえてきますが、変わらぬ笑顔に迎えられ、去年、会った事があった?知り合い?かさえわからぬ人達からも「久しぶり、また戻ってきたんだね」の温かい言葉に、心は一気に和みました。

話は最初の「匂い」に戻りますが、今回妙に気になったものの一つがこれ。香木なども売っているのは見たことがあるし、よく香を焚いている家は知っているのが、その匂いとも違う。お客様が集合する前に、ガイドさんやドライバーさんと打ち合わせをしていると、どこからか漂うこの香り。よく観察して見てみると、それは「香水」だったのです。なんだ~、とお思いになるかも知れませんが、これがまた、全員(4WD分乗の旅行でドライバーさんも4人!)、しかも男性陣が、です。たまたま他のグループもいたのでそのドライバーさんも含めると10人以上いただろう男たちが出発前の身だしなみに、香水をシュッシュ、とやるのです。

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2012年12月 7日 (金)

トルクメニスタンの国宝、アハルテケ

先日、ユーラシア旅行社の「トルクメニスタン大周遊~マルグーシュ遺跡も訪問~ 8日間」の添乗に行って参りました。綿花の収穫も終わり、だんだん寒くなってきていましたが、見所たっぷりの遺跡や、白亜の都市アシハバードを観光し、トルクメニスタンを堪能できた8日間でした。

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トルクメニスタンの人々は馬を大切にします。ツアー中訪れたマルグーシュ遺跡には馬のお墓も残っていました。中でもアハルテケと呼ばれる馬は世界三大名馬の1つに数えられるほどで、トルクメニスタンの国宝として大切にされています。その持久力とスピードから1日に1000里を走り血のような汗を流したという伝説の名馬、汗血馬の子孫だとも言われています。私達はそんなアハルテケの厩舎を見学に行きました。

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2012年12月 6日 (木)

週末に行こう!熊野古道の旅(和歌山・三重)

Kodo 先日、ユーラシア旅行社の「語り部とゆく熊野古道・中辺路と川の古道舟下り 3日間」の添乗に行って参りました。
熊野古道は紀伊半島の南部、和歌山県と三重県に広がり、老若男女、身分の高い低いに関わらず、どんな人でも救ってくれる寛大な神々が住まう場所。10世紀から13世紀の頃には、上皇や武士、庶民までもが死後、浄土に導いてもらえると信じて、日本全国から何週間もかけて遠路はるばる、熊野本宮大社、熊野速玉大社そして熊野那智大社の熊野三山を詣でました。当時の人々が歩いた参詣道が現在の熊野古道で、全部で7つあるルートのうち、5つが2004年にユネスコ世界遺産に登録されています。今回ツアーでご案内したのは、昔から多くの参詣者が歩いた「中辺路(なかへち)」と呼ばれるルート。杉やブナが生い茂り、まさに「古道」という言葉がぴったりの道。

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2012年12月 5日 (水)

ティカル遺跡と大自然(グアテマラ)

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先日、ユーラシア旅行社の「グアテマラ・ホンジュラスの世界遺産を訪ねて8日間」の添乗より帰国しました。8日間という短い日程でありながらも、コパンやキリグア、そしてティカル等、世界遺産にも登録されているマヤ文明の主要な遺跡をじっくりと観ることが出来ました。

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2012年12月 4日 (火)

花!花!色彩豊かな花パレード(オランダ)

今月の共通テーマは「一度は見てみたい世界のお祭り」…そこで是非ご紹介したいのは、春のオランダで開催される花パレードです。

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オランダの首都アムステルダムから車で約30分、海沿いの小さなリゾートの町ノールトワイクに到着。普段は静かなこの町ですが、今日は少し様子が違います。それもそのはず。海に近い路上に、大きな花の山車が20台も並んでいるのです!色とりどりの花で飾られた花の山車…近づいて見てみると、なんとすべて生花を使っています。ヒヤシンス、チューリップなどの球根花で飾りつけられた山車は、色とりどりで何とも華やか。豪華で美しいだけでなく、一台一台が異なるデザインで何ともユニークです。毎年、決められた一つのテーマに沿ってデザインが考えているそうで、今年はどんな花の山車が出るのかと地元の人々も楽しみにしているお祭りです。

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