甘い香りに包まれて・・・(スーダン)
「なんだ?この匂いは?」朝、出発前に行程確認を行う時、毎度感じていた甘い香り。その匂いとは???
先日、「スーダン周遊 10日間」のツアーより帰国しました。去年の同時期に行って以来の1年ぶりのスーダン。相変わらず外では物騒なニュースも聞こえてきますが、変わらぬ笑顔に迎えられ、去年、会った事があった?知り合い?かさえわからぬ人達からも「久しぶり、また戻ってきたんだね」の温かい言葉に、心は一気に和みました。
話は最初の「匂い」に戻りますが、今回妙に気になったものの一つがこれ。香木なども売っているのは見たことがあるし、よく香を焚いている家は知っているのが、その匂いとも違う。お客様が集合する前に、ガイドさんやドライバーさんと打ち合わせをしていると、どこからか漂うこの香り。よく観察して見てみると、それは「香水」だったのです。なんだ~、とお思いになるかも知れませんが、これがまた、全員(4WD分乗の旅行でドライバーさんも4人!)、しかも男性陣が、です。たまたま他のグループもいたのでそのドライバーさんも含めると10人以上いただろう男たちが出発前の身だしなみに、香水をシュッシュ、とやるのです。
不思議そうに見る私を前に、皆が「俺は他にも3つ持っている」だとか「●●の香水は匂いが一番いい」だとか「今使っているのは何?」などの香水トークが繰り広げられていた。
ガイドさんは「ツアー中持ち歩くのは1つだけど、家には50はあるよ。その時の気分によって、元気に仕事するとき、リラックスしたい時、気分が落ち込んでいるとき、その時にあわせ使い分けている。スーダンの男性はみんな香水を沢山持っているよ」と教えてくれた。市場などに行っても香水売り場は必ずある。たいがい他の国では、そんなところは女性が買い手になっているが、ここは男性なのだ。香水は生活の一部。ちょっと意外な新発見でした。
朝一の狭い車内。私は今日も香水の香りに包まれた。
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