2013年1月29日 (火)

20通りもある!砂漠の民ベドウィンのスカーフの巻き方(ヨルダン)

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ユーラシア旅行社の「薔薇色のペトラと死海を楽しむ 8日間」から帰国しました。
今回のガイドさんはベドウィンの家系の方で、バスの中でスカーフを実演で巻いてくれました。上から

「アラファト議長巻き」、「ラクダレース巻き」、「アラビアのロレンス巻き」、「防寒・防砂巻き」です。少し怪しいけどサングラスをしたら完璧に顔が隠せて寒さや砂を防げます。

砂漠の民であるベドウィンは聖書のアブラハムの子、イシュマエルの子孫といわれており、アラビア半島に広がっています。ヨルダンには約百万人のベドウィンがいます。これはヨルダン全人口の約6分の1にあたります。近年は定住化が進んでおり、昔ながらの移動生活をしているベドウィンはそのうちの16%くらいしかいないそうです。

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ベドウィンファッションのトレードマークであるスカーフ、これはケフィヤとかシュマグなどといいますが、日光や砂を防げる、砂漠に暮らすベドウィンには恰好のアイテムです。ヨルダンを旅していると3種類のスカーフを見かけるかと思います。赤いチェックのスカーフを巻いているのはヨルダン人、黒いチェックはパレスチナ人(ヨルダンの人口の半数を占めるのはパレスチナ難民なのです)、真っ白のものはその他のアラビア人です。

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ヨルダン人が着ける赤いチェックのスカーフはアラブ独立戦争の時代、1916年位からあるそうです。赤は、国王のハシミテ家の色です(ハシミテ家はイスラム教の預言者ムハンマドの子孫でとても由緒ある家系です)。チェックに見える柄はオリーブの実の模様をあしらっており、縁近くにはオリーブの葉っぱの模様もあります。これは、「平和」を表しているそうです。ヨルダンに行くとよく目にするベドウィンのスカーフですが、機能的な上に深い意味をもっていました。(名倉)

ヨルダンのツアーはこちら

 

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