2013年1月17日 (木)

こんなに近くにこんな秘境を発見!驚き文化いっぱいのパプアニューギニア

  S_5 年末年始はユーラシア旅行社の添乗でパプアニューギニアへ行って参りました。世界地図を広げてみると、日本列島より約5000km、まっすぐ南下すると、見えてくる恐竜のような形の島、それがニューギニア島です。寒さ厳しい日本を飛び立ち、直行便で約6時間半、首都のポートモレスビーに到着。国内線に乗り継いで、3000m級の山々が連なるハイランド地方、マウントハーゲンへ移動しました。飛行機を降りた瞬間に、ジトッとする亜熱帯独特の熱気が体中を包み、ふと空港のフェンスに目をやると、そこにはびっしりと人だかり!大きな目でじろっとこちらを見つめていました。それもそのはず、パプアニューギニアの山岳地帯は、白人が金鉱目当てでやってくる1930年代まで、文明社会からは隔離されていた白人未踏の地でありました。我々、外国人観光客が珍しいということもありますが、パプアには「神様は空から降ってくる」という神話があるのです。熱~いまなざしで迎えられ、スタートした今回の旅、この先も至る所で、パプアニューギニアのビックリカルチャーを体験することになるのです。

  S_3 パプアニューギニアは、現在もジャングルや山の中で生活する部族が多い、多民族国家。驚くべきことに、確認されているだけでも、およそ800の民族がいると言われています。公用語は英語とピジン語ですが、そのそれぞれの部族がおよそ800もの独自の言語を話しています。なので、文化も風貌もさまざま。それぞれの民族には「シンシン」と呼ばれる歌やダンスがあり、年に数回、特別な儀式や祝宴の際に披露します。これがまたメイクも踊りも超個性的!赤や黄色の木の実から採れる染粉を使ったメイクや、ヤシの葉で作ったスカート、野生の鳥を射止めて羽を装飾に使った冠を被り、華やかな出で立ちをする民族もいれば、顔や体中に炭や泥を塗りたくり、真っ黒や真っ白の不気味なメイクで伝統的な戦いの様子見せてくれる勇ましい民族もいます。私のお気に入りは、マウントハーゲン近郊、ミンディマ村で出会えるクマン族の「ガイコツ人間の踊り」。踊りというより、クマン族に伝わる物語の寸劇と言った方が正しいかもしれません。山に住む人喰い悪霊と、それと戦う村人たちのストーリー、とってもシンプルなものですが、その真剣な表情に私たちは一同惹きつけられてしまいました。大人も子供も赤ちゃんまでもが参加し、一団となって私たち観光客を楽しませてくれる。とってもエネルギッシュで純粋で真っ直ぐな彼らの思いが伝わり、心に残るものがありました。

S_7 でもビックリなのは人だけではありません。パプアニューギニアに生息する動物もまた、とてもかわいらしく、何ともユニークなのです。パプアニューギニアで使われている現地通貨トヤ(キナの補助通貨)、その10トヤコインの裏に描かれているのが「クスクス」という動物。パプアニューギニアを代表する動物でもあり、奥深いジャングルなどでフルーツなどを餌として生息しています。まるでナマケモノのような風貌に、羊のようなふわふわの毛、でも実はカンガルーなどと同じ仲間の有袋類。大人しく抱っこをされる姿は、まるでオーストラリアのコアラのようで、癒しを与えてくれるパプアミューギニアのニューアイドル的な存在です。
「パプアニューギニアの有名な観光地は?」と聞かれると正直、答えに詰まってしまうかもしれません。しかし、「パプアニューギニアの魅力は?」と聞かれたら、独特な文化や伝統、手つかずの大自然、ゆっくり流れる時間や空気に、飾らない人々・・・尽きることがありません。いつでもどこでも、誰にでも笑顔、笑顔、笑顔!たった8日間の滞在でしたが、一年分くらいの笑顔に出会えたパプアニューギニアの旅でした。(三橋愛子)

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