2013年1月25日 (金)

世界遺産になる日も近い!?パタンの王妃の階段井戸(インド)

Photo【追記】2014年にパタンの王妃の階段井戸は世界遺産に登録されました。

先日、ユーラシア旅行社企画「謎のインダス文明ドーラビーラーと砂漠の国ラジャスタン12日間」の添乗より帰国しました。
このツアーではグジャラート州と、ラジャスタン州を訪れます。
グジャラート州ではパキスタンから60km程しか離れていない一面真っ白なカッチ湿原を抜け、未だ謎に包まれているインダス文明の遺跡ドーラビーラーをご覧頂きます。
ドーラビーラーはペルシャとも海上交易で交流があったといわれていますが、未発掘の部分も多く世界からも注目を浴びています。

Photo_2ドーラビーラーをご覧頂いた後は、ジャイナ教の聖地の1つでもあるアブー山のデルワーラ寺院をはじめ、ラジャスタン州に入り、ジョドプールにあるメヘランガル城砦やジャイサルメールの豪華絢爛な建築物も訪れ、インドが魅せる様々な表情を伺うことが出来ました。

このツアーで特に印象深かった場所はアダーラジとパタンにある階段井戸です。
約4000年前から100以上の階段構造の井戸がインドで作られていますが、雨が少ない地域でいかに効率良く水を貯めるか考えた結果、写真の様な井戸になったそうです。

Photo_3中でもパタンにある王妃の階段井戸は最も美しい階段井戸ともいわれています。こちらの井戸は11世紀、パタンの王妃が夫の為に建設したといわれ7層構造、28mもの深さがあり、表面には800を超える彫刻が施されています。
川の氾濫により泥に埋まっていた為、彫刻も良い状態のまま保たれていたそうです。彫刻にはヒンドゥー教の神々や神話の世界が描かれていて、特に多いのがヴィシュヌ神の彫刻です。ヴィシュヌには9つもの化身があるといわれていますが、全てが細かく彫られており、ナラシンハ(人獅子)や猪の化身の彫刻など、とても美しいものばかりです。

現在、パタンの階段井戸はユネスコ世界遺産の暫定リストに登録され、正式な世界遺産になる日も間近だといわれています。
2013年のユネスコ世界遺産会議では、是非パタンの王妃の階段井戸が登録され、西インドの魅力が世界中に広まれば嬉しいです。
(竹本)

グジャラート、ラジャスタン等、インドのツアーはこちら

|

ユーラシア旅行社のアジア情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。