2013年2月 1日 (金)

【共通テーマデー】私の好きな伝統行事 サンクスギビングデー

伝統行事と言えば、おいしい料理が食べられるものがやっぱり好きですし、思い入れがあります。例えば、私は毎年お正月に数の子を食べた時に幸せを感じます。プリッとした歯触り、噛む度にぷちぷちと弾ける食感としょっぱさと鰹だしがしみ込んだ味。と言っても正月以外に食べたいと思ってわざわざ買うまでのことはしません。一年間食べていなくて、久しぶりに対面しお正月感を満喫する、それが私の中の数の子でありおせち料理なのです。そして私が思うに、アメリカにおけるおせち料理的存在はサンクスギビングデーディナーです。

Cranberry_can

 

サンクスギビングデーは、広く知られている様に、1620年に英国からアメリカに渡ってきたピルグリムがネイティブアメリカンの助けによりその年の厳冬を乗り切ることが出来たことを感謝するディナーを、次の年の秋に催したのが起源とされています。その様に学校でも習いますが、そのエピソードの真偽は今となっては重要ではなく、おいしい食事を楽しく家族や仲間と囲むことに最大の意義があるように思います。

サンクスギビングデーのディナーのメインはターキーこと七面鳥。七面鳥に詰めるスタッフィング、グレービーソース、クランベリーソース、パンプキンパイなどなど、ごちそうが沢山。とっても豪華なイメージがあるディナーで作るのが難しそうですが、市販の缶入りの材料があれば意外と簡単に作れてしまいそうです。というのも、本当にアメリカのスーパーには缶入りの○○とか、簡単キットいうのが多いのです。なんだか私にも作れそうな気がする。

と言ってもターキーはさすがに敷居が高いので、感謝祭のごちそうのひとつ、パンプキンパイを作ってみることにしました。まず、輸入食材が沢山の日進デリカテッセンにて材料を調達。まず、手に取ったのは、LIBBY’Sのパンプキンピューレ缶。ほとんどのアメリカ人が缶入りのパンプキンからパイを作るそうです。WIKIPEDIAのパンプキンパイのページを見るとこの缶が写りこんでいます。生のかぼちゃがスーパーに出回る旬は短く、また産地によって水分や甘味が異なるし、単純に生から作るのは面倒くさいからという理由が考えられます。アメリカのパンプキンは、日本のかぼちゃと比べると水分が多く、甘味が少ないです。この缶が15オンスです。大体420gです。
これにコンデンスミルク400g、卵2つ、そしてスパイスを混ぜます。このスパイスはパンプキンスパイスと言われます。アメリカのスーパーで簡単に手に入ります。私は調合してみました。クローブ粗挽き小さじ4/1、シナモンパウダー小さじ1、しょうがすりおろし小さじ1/2としました。この材料を混ぜるだけでフィリングが出来上がります。

パイ生地は、アメリカでは、水を入れるだけでパイ生地が完成する粉が売っていて便利です。なんて簡単。基本的に混ぜるだけでパンプキンパイが作れてしまいます。その粉をスーパーで買い忘れたので、今回自分で作りました。自分で作ると冷蔵庫で寝かしたりしなくてはなりません。日本で売っている冷凍パイを使ってもよいかと思います。

さてパイ生地もできたところで、フィリングを入れて、オーブンで焼きます。210度のオーブンで15分焼いて、170度に温度を下げてで45分焼いて出来上がり。

Pie_4

出来上がりを食べてみると、なんだか生っぽい。もう少し焼いた方が良かった模様です。フィリングのまったりとした食感は再現できていました。今回、パイ生地はバターを使いましたが、アメリカのパイを再現するには油分の半分をショートニングにした方が良いとアメリカ人のシェフが言っていたのを思い出しました。確かにその通りと思います。ショートニングを使うとサクサクの食感になります。というわけで、完全再現とはいかなかったものの、懐かしい味を堪能して満足したのでした。余談ですが、パンプキンスパイのスパイスはアメリカ人も好きなフレーバーらしく、スターバックスにて秋限定で売り出されるパンプキンスパイスラテは、スタバの限定ドリンクの中でも人気だそう。まさにパンプキンパイを飲んでいるような味わいです。日本では未発売なので、秋にアメリカにご旅行に行かれる方にはおすすめです。やはりアメリカ人にとってパンプキンパイは季節を感じられる食べ物なのでしょう。

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