バス移動が飽きない国~モロッコ~
先日、「フェズ・マラケシュ・エッサウィラ、憧れのモロッコへ12日間」の添乗より帰国致しました。
可愛らしい雑貨や異国情緒漂う旧市街、タジン鍋などの名物料理などなど、モロッコの魅力は尽きませんが、モロッコ旅行で見逃してはならないのが、移り変わる車窓の風景!
このツアーでは、国内は全てバス移動で走行距離約2500km。これを聞くだけで、移動が嫌いな方は気が重くなってしまいがちですが、ご心配はいりません!個人的な意見ですが、モロッコは、バス移動が飽きない国1位であると思います。
今回は、その理由をご紹介します。
●多種多様な自然景観
モロッコは北アフリカの国なので、砂漠の国という印象がありますが、日本の様にちゃんと四季もあり、オアシスには緑が溢れています。
雪を頂くアトラス山脈越え、活気に満ちた市場が開かれる村を通過し、映画のロケ地としても名高い雄大な荒地を走り…。
今回のツアーで、その中でも一番皆様の関心を引いたのは、日本の桜にそっくりなきれいなアーモンドの花でした。昔の要塞であるカスバという土作りの建物とアーモンドの花の組み合わせがモロッコ独特の景観を作り出していました。
●休憩で立ち寄るカフェでのミントティやカフェオレ
移動の途中には、カフェや売店、いわゆる日本のサービスエリアのような場所で休憩をとります。そこには美味しい飲み物が販売されています。私のお勧めはミントティとカフェオレ!ミントティは、モロッコ人にとって欠かすことの出来ない飲み物で、一日に10杯以上飲む方もいます。香りが良く、大変飲みやすいので、私もモロッコの添乗中は毎日飲みます。
カフェオレも、ミルクの部分を機械で泡立ててくれ、かなり本格的です。日本で飲むと恐らく400円位はすると思いますが、モロッコで100円程度です。場所によってはヤギのミルクのものなどもあります。
●可愛らしい風景
モロッコにはジュレバという民族衣装があります。フード付の丈の長いコートのようなものなのですが、これがまた可愛らしいのです!フードを被るととんがり帽子の様になり、まさにネズミ男状態!これをおじいちゃんや小さな子供たちが来ていると、何とも可愛らしく、見ているだけで思わず微笑んでしまいます。
また、バスに向かって手を千切れんばかりに振る現地の子供たちや、重い荷物を運ぶ健気なロバなど、胸がキュンとしてしまう風景がたくさんあります。
車窓から眺める風景も、旅行を楽しむ大きなポイント!少し注意して見るだけで、そこにはたくさんのベストショットが転がっています。(飯野)
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