2013年3月15日 (金)

原始の世界へ(ギアナ高地/ベネズエラ)

Top原始の地球の姿。そんな世界が見られるのであれば、それは、小説や映画の話で、タイムマシーンでもない限り、不可能とも思える事が実際、出来るとしたら・・・。

先日、ユーラシア旅行社の『20億年前の台地、ロライマ山登頂とエンジェルフォール 15日間』のツアーより帰国しました。ロライマは、ギアナ高地に点在するテーブルマウンテンと呼ばれる陸の孤島の一つで昔から偉大なる山として崇められてきました。急こう配の切り立った絶壁によって、外からの影響を受けることなく独自の進化を遂げた動植物が生息しています。何十億年という長い歳月を経て地層をあらわにした岩壁は、他の侵入を拒み続けてきたのです。そんな世界に自らの足で登ろう、夢物語のような本当の話。5泊6日のロライマトレッキングは太古の世界への旅でした。

Dscf1065r標高1870mのベースキャンプより2700mの頂上を目指すその日は難所もいっぱい。それもそのはず。億という歳月を5時間程でタイムスリップするのだから容易なはずがありません。第一関門、まずはいきなり急坂、手を使ってよじ登ります。息を切らして登りついたご褒美はロライマの岩壁より流れ出ている清水(聖水)。私たちに更なる力を与えてくれる冷たい水を飲んで、第二関門へ。ピンク色の岩や石がごろごろのガレ場。足元に気を付けつつ、上空も?!ここには涙滝があり、神様がいて、人間が騒ぐと怒って雨を降らせ、それが滝になるのです。静かに歩いたのに、前日に号泣したのか滝は私たちの上に大雨を降らせました。そして最後のラストスパート。

Dscf1064r_2大きな岩を登りながら、やがて周囲は霧に包まれ、原始の世界への扉が開かれました。今までに見たこともない風景に息を呑みます。歩き切った達成感が後からじわり、じわりとやってきて、興奮はいつまでたっても冷めませんでした。

自分の足で廻った時空の旅。決して楽ではありませんが、成し得た事は大きい。きっと、登った人すべての人の大切な財産となったはずです。(岩間)

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