2013年3月27日 (水)

一足早い夏の到来!?

Photo_3 先日、ユーラシア旅行社の「アルバニアとマケドニア、バルカン探訪」ツアーより帰国致しました。

出発前の東京は春の訪れを感じさせる暖かさで、「現地も暖かいかな?」などと期待しておりましたが、例年通りの冷え込みでした。そんな春の気配も待ち遠しいアルバニア・マケドニアですが、気の早い現地の人々は春の一歩先、夏の到来をお祝いしていました。

マケドニアから国境を越え、アルバニアに入国。シュクンビン川沿いの街エルバサンを訪れたときのことです。街路樹は飾り付けられ、出店も出て何やら楽しそうな雰囲気。通りには夜通し騒いだ後で眠そうな人々もちらほら。実はその前日は「Dita e Verës(夏の日)」という、文字通り夏の訪れを祝うお祭りの日でした。一夜明けても街はまだ祭りの余韻を残していました。

春分の日前後に春の訪れを祝うお祭りは世界各地で見られますが、この時期に夏の訪れを祝うのはここだけではないでしょうか。春ではなく夏の到来を祝う理由は「アルバニアの春は短いため」、「エルバサンの夏は穏やかで春の延長のようなものだから」などと考えられているもののはっきりしたことはわからないそうです。

Photo_4 そしてこの祭りのときにしか出会えないお菓子があります。バロクメと呼ばれる一見メロンパンのような大きなクッキーで、とても甘いです。今でこそ首都ティラナをはじめ他の街でも作られ楽しまれていますが、元々この祭りの時期にここエルバサンでしか作られていなかったものだそうです。もともと街角にある売店や、その日の午後には撤収するであろう出店、どこを見てもバロクメが積まれています。もちろんお客様も我先にと味見。そのとき、その場所でしか味わえない銘菓は格別でした。(尾崎)

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