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2013年5月

2013年5月31日 (金)

中央アジアに咲く花

先日、「中央アジア大周遊17日間」のツアーより帰国致しました。
このツアーでは、ユーラシア大陸の最奥、中央アジアの4か国を周遊します。旅はキルギスからスタートし、カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンを陸路で越えていきます。
この国境越えが、このツアーの魅力のひとつです。待ち時間に現地の人と触れ合ったり、言葉は通じなくても笑顔で会話をしたりと、貴重な経験になります。
審査に時間がかかることがあるので、「国境越えがあるから、中央アジアは行けないわ」というお声を聞くこともしばしば。確かに、ヨーロッパの様に審査なしで入国できる簡単なものではないですが、この国境越えもひとつの観光として考えると、必ず良い思い出になることでしょう。

中央アジアもちょうど春を迎え、今回のツアーでは、移動中、車窓から野花を見ることが出来ました。それが、想像以上の美しさ!車内では歓声があがるほどでした。砂漠・ステップ地帯が多い乾燥地域で、まさかこんな花畑を見ることが出来るなんて、実際私も想像していませんでした。

Dscn2304_2特に、キルギスとカザフスタンでは、天山山脈を望みながら真っ赤に広がるポピーの絨毯の中で記念撮影!花壇などの人工的に作られたものとは違った、野生の美しさがそこにはありました。

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2013年5月30日 (木)

足を伸ばしてツミンダ・サメバ教会まで

 先日、ユーラシア旅行社の「コーカサス三国への旅13日間」の添乗より帰国しました。コーカサス三国と呼ばれるアゼルバイジャン・グルジア・アルメニアを巡る旅ですが、この時期は丁度初夏を迎え、美しい緑や野花を見る事ができました。

 特に印象的だったのは、今年から新しく訪れるようになったツミンダ・サメバ教会でした。この教会はロシアの作家プーシキンが訪れた際、その様子を「空中に浮かんでいるように見えた」と詩に残すほど美しい教会です。

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2013年5月29日 (水)

ドナウの真珠ブダペストの夜景

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先日、ユーラシア旅行社の「チェコ・スロヴァキア・ハンガリー物語 15日間」の添乗より帰国しました。チェコの美しい都、プラハに到着した次の日にはアールヌーボー様式が素晴らしい市民会館にてプラハの春音楽祭のオープニングコンサートを鑑賞しました。ボヘミア音楽を世界に知らしめた作曲家、スメタナの代表曲「わが祖国」はこらから始まる旅の気分をより一層盛り上げてくれたことでしょう。
ちょうどベストシーズンのこの時期はバスの車窓から一面に広がるお花畑が見られました。チェコでは鮮やかな菜の花の黄色とかつての栄華を偲ばせる古城の風景が印象に残っています。

 スロヴァキアの首都ブラチスラバに立ち寄り、中欧の国々を流れるドナウ川を超えるとハンガリーの大平原には赤いヒナゲシの花がたくさん咲いていました。ちなみにハンガリーでは食用として種をケーキに使ったりもするそうです。

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2013年5月28日 (火)

今年も開幕!プラハの春音楽祭(チェコ)

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先日、ユーラシア旅行社の「チェコ・スロヴァキアの美都とハンガリーの大平原 10日間」の添乗より帰国致しました。このツアーは10日間で3ヶ国の主要な観光地を巡る、まさに毎日がハイライトのツアーです。ツアー中は天候にも恵まれ、ハンガリーとチェコでは満開の菜の花畑をバスで走り抜け、中欧の春をたっぷり楽しめました。

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2013年5月24日 (金)

チンパンジーとの距離はどのくらい?(ウガンダ・ルワンダ)

先日ユーラシア旅行社のウガンダ・ルワンダのツアーより帰国しました。
この旅に出発する前に本屋をブラブラしていたら、気になるタイトルの本を見つけました。
その名も、

「チンパンジーはいつか人間になるの?(偕成社)」

漠然と疑問に思っていたことが、そのまま本の題名になっていたので、何となく運命を感じ、手に取ってみました。

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2013年5月23日 (木)

民族と文明が複雑に織りなすコーカサスの国々

先日、ユーラシア旅行社のツアー「民族と文明の道、コーカサス三国周遊9日間」から帰国しました。
コーカサス三国ツアーで訪れるアララト山

“コーカサス三国”とはコーカサス山脈の南側、南コーカサスの3つの独立国、アゼルバイジャン、グルジア、アルメニアを指します。
いずれも旧ソ連の領土でしたが、ペレストロイカ以降、独立を果たしました。

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2013年5月22日 (水)

ゴリラに負けない愛嬌たっぷり!のチンパンジー

Dscf2400 先日、ユーラシア旅行社の「ウガンダ探訪 9日間」のツアーより帰国致しました。ウガンダと言うとまだまだ認知度が低いこともあり、ウガンダって何処?何があるの?といったところでしょうか。ウガンダは東アフリカに位置し、東はケニア、西にコンゴ、北は南スーダン、南にはタンザニア、ルワンダに接しており、面積は24.1㎢あり本州程度の大きさで、人口3450万人です。約7割の人々が農業に従事しているだけあり、国内の豊かな土壌には様々な種類のプランテーションが広がっております。

ウガンダの見所は、「マウンテンゴリラ!」と言われますが、ゴリラ以外にもウガンダ
固有のウガンダコーヴやアンコーレ牛、国鳥であるクラハシコウやチンパンジー等々、ウガンダの豊かな自然に生息する魅力溢れる動物達も見所の一つです。特にチンパンジーは、マウンテンゴリラの魅力に負けずとも劣らずの可愛いらしさでとても印象深かった為、少しご案内させて頂きます。

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2013年5月21日 (火)

春のオランダを召し上がれ!

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先日、ユーラシア旅行社の「花のベネルクス三国周遊 13日間」のツアーから帰国しました。春のベネルクスは庭園に花が咲き乱れ、旬の食べ物もおいしく最高の季節でした。また、アムステルダムにある国立美術館が10年近い改修を経て待望のオープンを果たしたばかり。再オープンから1週間も経たない、真新しい美術館を訪れることができました。

花に関する催しも「花パレード」、「ブリュッセル・フロラリア」、「ブルーベルの森」、「ラーケン王宮植物園」と盛り沢山でした。その中でも私が紹介したいのはオランダの春の風物詩の一つ、花パレードです。一年に一日だけ、毎年4月の第3土曜日に開催され、球根花の切り花で飾った山車が北海沿岸のノルドワイクからハーレムまで約40kmを練り歩く華やかな催しです。

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2013年5月17日 (金)

母島メグロに出会うには

Sea「小笠原大自然紀行9日間」のツアーより戻りました。今回は母島と父島の両方に宿泊し、のんびりと小笠原の自然を満喫しました。父島の魅力は書ききれない程ですので、今回は母島で一番思い出に残ったことをお伝えしたいと思います。

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2013年5月16日 (木)

花いっぱいのフロラリア

先日、ユーラシア旅行社の「花のオランダとベルギー周遊 10日間」より帰国いたしました。公園や花パレードでお花を楽しんだり、

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美術館を巡ってフェルメールやレンブラントの作品を鑑賞したりと、とても充実したツアーとなりました。

 今回の主役は何と言ってもお花ですが、中でも一番印象に残っているのはベルギー・ブリュッセルのフラワーショー『フロラリア』です。フロラリアは、ブリュッセル郊外のグロート・ベイハールデン城で開催されます。この城に庭園が造られたのは1731年のこと。ベイハールデン侯爵夫人が当時流行っていたベルサイユ宮殿に習って、自分の城に庭園を造ったのがはじまりです。今ではベルギー最大のフラワーショーとなっています。開催期間は春の1か月間のみ。今年は4月5日から5月5日まででした。

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2013年5月15日 (水)

自然に感謝!中央アジアのグルメ事情

「食事が美味しい旅行先は?」ご一緒するお客様から幾度となく、こんな質問を受けてきました。旅行先を選ぶ決め手になるものは、その国の雰囲気や訪問するシーズンなど、きっと人それぞれ。その中でも「食事」は大切な決め手の一つとする方も多いでしょう。

S 先日、ユーラシア旅行社の「中央アジア大周遊17日間」の添乗より帰国致しました。中央アジアの食事と聞いて、パッと想像できる人はそう多くはないはず。主食は何?イスラム教の国だからラムが中心なの?お腹を壊しやすいと聞いたけど・・・?添乗員として同行する際、よくこんな質問を頂きます。一般的にはまだまだ秘境と思われがちな中央アジア、食事も一体どんなものが出て来るのか心配な方も多いようです。でもご心配なく!中央アジアの食事は日本人の口にも合うものばかり。ウズベキスタンでは前菜のサラダの種類も豊富で、お肉料理が多い中、野菜もしっかりとれるのです。今日は数ある私の好きな中央アジアの料理の中でも、一押しをご紹介します。

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2013年5月14日 (火)

春の花々と名画の数々にうっとり、オランダ・ベルギー

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先日、ユーラシア旅行社の「花のオランダとベルギー紀行 8日間」のツアーから帰国しました。オランダといえば先日、皇太子ご夫妻が新国王の即位式に参列されたというニュースが日本でも話題になりましたが、そのつい一週間前、ユーラシアの旅でもオランダを訪れていました。なんといってもこの時期の見どころは、日本では考えられないほどの、平らで広大な土地を埋め尽くす、春の花々。

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2013年5月10日 (金)

まだまだ知られていない、穴場のリゾート地・キプロス

先日、「南北キプロス島を極める8日間」のツアーより帰国致しました。一週間前にも同じツアーの添乗に行っておりましたが、何度訪れても魅力尽きない島国で、再訪を楽しみながらお客様と過ごすことが出来ました。
前回のブログでは、キプロスで使用されているユーロコインについてお話し致しましたが、今回はリゾート地としてのキプロスの魅力をお伝えします。

Dscn0734_2アジア人にはまだまだ無名なキプロスですが、ヨーロッパ人にとっては大変人気のリゾート地であるキプロス。年間観光客数は約250万人。年間入国者総数の約91%が観光客であり、そのうち、イギリス、ドイツ、ロシア、北欧諸国からの人々が大半を占めています。
遺跡、ギリシャ神話伝説の場所、ビザンチン教会・修道院、ユネスコ世界遺産などの観光資源はもちろんですが、豊かな自然も欠かせません。
平均滞在日数が10日以上であることから分かるように、名所・旧跡を巡るだけでなく、リゾート地でゆっくりとバカンスを過ごすにも最高の場所であるのです。
弊社のツアーでも訪れるパフォスやリマソールは、特に人気の高いリゾート地で、海岸沿いにはお洒落なカフェやレストランが並びます。散策を楽しんでいると、ついつい時間を忘れてしまうほど、穏やかな時が流れます。 

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2013年5月 9日 (木)

兵どもが夢の跡、古代ローマの戦場を訪ねて(イタリア)

先日、ユーラシア旅行社の「ハンニバルの道~連勝街道から決戦の地ザマへ~」12日間の旅から帰国いたしました。

Adscn0922blog2200年前の実在の大戦術家ハンニバル・バルカの事跡をたどり、雪残るアルプスを越え、イタリア半島を駆け巡り、故国カルタゴ(現チュニジア)へと至る壮大なこのツアー。
ご参加のお客様も皆様ハンニバルや古代ローマに造詣の深い方ばかりで、あっという間に打ち解けていらっしゃるのが印象的でした。

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2013年5月 8日 (水)

海にあいた巨大な穴?!ブルーホール(ベリーズ)

Blue_hole <また君に~恋してる~>、今から3年ほど前にこの歌とともに目の前に飛び込んできた焼酎。いやいやそのCMで一躍多くの人に知られることとなったベリーズのブルーホール。当時は「あれは一体何処なの?」「ツアーで行けますか?」等のお問い合わせを沢山頂いたものでした。そして、、、
 
 先日、ユーラシア旅行社「中米5ヵ国周遊と、神秘のブルーホール遊覧飛行 12日間」のツアーより帰国しました。美しいコロニアルな街並みが残り、かつては内戦のイメージが強かったのですが、現在は中米1治安が良い国へと生まれ変わったニカラグア。1400年前の火山の噴火により埋もれた村落跡、マヤ時代の庶民の生活が伺える貴重な遺跡であるホヤデセレンのあるエルサルバドル、そしてホンジュラスにはマヤのアテネとも言われ、神聖文字の階段や高浮彫の石碑等が必見のコパン遺跡。さらに言わずと知れたマヤ時代最大級の遺跡、ティカルのあるグアテマラなど、その見どころは尽きません。そして最後の5ヵ国目に訪れたのが今回ご紹介させて頂くベリーズでした。

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2013年5月 7日 (火)

【共通テーマデー】この夏行きたい場所、オランダ・アムステルダム!

Ams先日、雅子妃殿下が11年ぶりの海外ご公務でオランダを訪れ、明るい笑顔をお見せになったのはとても印象的でしたね。今回、オランダの新国王即位式で新たに即位されたのはウィレム・アレクサンダー国王。33年間にわたり在位したベアトリックス女王の長男で、123年ぶりの男性の国王です。  

 そんな特別なイベントに沸いた今年のアムステルダムですが、観光客にとって見逃せないホットな話題がまだまだあります。

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