ドナウの真珠ブダペストの夜景
先日、ユーラシア旅行社の「チェコ・スロヴァキア・ハンガリー物語 15日間」の添乗より帰国しました。チェコの美しい都、プラハに到着した次の日にはアールヌーボー様式が素晴らしい市民会館にてプラハの春音楽祭のオープニングコンサートを鑑賞しました。ボヘミア音楽を世界に知らしめた作曲家、スメタナの代表曲「わが祖国」はこらから始まる旅の気分をより一層盛り上げてくれたことでしょう。
ちょうどベストシーズンのこの時期はバスの車窓から一面に広がるお花畑が見られました。チェコでは鮮やかな菜の花の黄色とかつての栄華を偲ばせる古城の風景が印象に残っています。
スロヴァキアの首都ブラチスラバに立ち寄り、中欧の国々を流れるドナウ川を超えるとハンガリーの大平原には赤いヒナゲシの花がたくさん咲いていました。ちなみにハンガリーでは食用として種をケーキに使ったりもするそうです。
うららかな昼間の景色もさることながら、旅の締めくくりを華やかに飾ったのはブダペストの夜景です。ツアー最終日にはドナウ川のディナークルーズをお楽しみ頂きました。船内ではツアーを振り返ってみると「15日間もあっという間だった!」というお客様のお声もありました。5月にもなると日は長くなり、21時頃にようやく日没になります。ブダ地区とペスト地区を繋ぐくさり橋、幻想的にライトアップされる王宮の丘、豪華絢爛の国会議事堂、ブダペストが“ドナウの真珠”と称されるように輝くのはまさにこの瞬間でしょう。
ブダペストの夜では丘の上、橋の下、川沿いの道路、ホテルの部屋等、色々な場所からライトアップされた夜景の写真を撮ることができますが、やっぱり一番のおススメは川の水面に明かりが反射する船の上だと思います。添乗見聞録をご覧の皆様もブダペストを訪問した際には素敵なベストショットを撮ってみてください。(小畑)
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