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2013年6月

2013年6月28日 (金)

アラスカ・海に面したハバード・グレイシャー(氷河)

先日、「セレブリティ・センチュリーで行く、立夏の季節に行く、アラスカ大自然

Hubbard_glacier1氷河クルーズ9日間」より帰国しました。今回のクルーズ船は、ワンランク上のプレミアム客船が自慢で、ダイニングルームでのお食事は繊細な味付けや美しい盛り付けで食事をより楽しいものにしてくれました。また、シアターで毎晩開催されるエンターテイメントショーは、素晴らしい内容でダンスやミュージカル仕立ての内容は立ち見が出るほど好評でした。そんな素敵な船旅でしたが、今回の一番のエンターテイメントは、ハバード・グレイシャーの鑑賞ショーでした。

ハバード・グレイシャーは、アラスカ州の州都ジュノーの北西にある氷河で、全長120km、高さ90m、幅9.6kmもある非常に大きな氷河です。また、氷河の流れるスピードが速いことで有名で、1986年夏には、1日に約40mも移動した記録があります。アラスカの多くの氷河が後退している中、現在も活発に前進している氷河です。そして、海に面しており、立夏のこの時期は、海に面した部分が崩れ落ちるのを見ることができる季節の始まりです。この氷河はヤクタット湾に面していて、この部分の高さ30mほどあり、一角が崩れ落ちれば大迫力の光景を目の当たりにできる期待大です。

 

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2013年6月27日 (木)

「優雅に楽しむ北イタリアの美食散歩」

先日、ユーラシア旅行社「連泊で巡る北イタリアの美しい町と村 12日間」のツアーより帰国致しました。
ツアーは、イタリアの北部のトレヴィーゾ、パルマ、トリノを拠点とし連泊しながら、通常のツアーではなかなか足を伸ばせないような町や、「イタリアの最も美しい村」協会に認定されている景観美溢れる村々を訪問し、イタリアの魅力を探究して頂きます。 Dscn0724_2
美しい景色や村の散策を楽しんで頂くのも勿論ツアーの魅力ですが、今回のツアーにおいては、「グルメ」も大きな魅力の一つです。イタリア内に留まらず世界屈指の美食の地域としても名高いエミリア・ロマーニャ州、ピエモンテ州を中心に巡りましたので今回は「イタリア北部の美食」についてご紹介致します。全てのお料理をご紹介させて頂きたいところではありますが限りもございますので、特に印象深かった食事や銘菓を中心にご紹介致します。
まずは、エミリア・ロマーニャ州と言えば、パルマの生ハム「プロシュート」とチーズ「パルメジャーノ・レッジャーノ」でしょう。広大な牧草地が広がっていて酪農が盛んな為、美味しいハムやチーズが作られるのです。

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2013年6月26日 (水)

春の訪れを満喫(北ドイツ)

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5月下旬、ユーラシア旅行社の北ドイツの旅から帰国しました。日本ではまだまだあまり知られていない北ドイツを、春のベストシーズンに訪れた今回の旅。バルト海沿岸のハンザ都市や、デンマーク国境近くまで足を延ばし、自然、歴史、文化を満喫してきました。
13世紀から17世紀に亘って、北海からバルト海の沿岸地域を中心に繁栄したハンザ都市。通商ルートの治安維持の為に、商人同士が結びついていきました。当時の商人たちは有力な市民であり、議会や集会での発言力も強く、商人同士の繋がりはやがて都市同士の繋がりに発展していきました。こうやって広がっていったのがハンザ同盟。

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2013年6月25日 (火)

ウェールズでホリディを(イギリス)

March先日、「伝説が息づく大地、ウェールズとコーンウォール半島 12日間」より帰国しました。「また渋いところに行くねぇ…えーと、何があるんだっけ?」と、出発前、かつてロンドンに住んでいた友人が言っていました。確かに、ほとんどの日本のガイドブックで、これらの地域の取り扱いはほんの数ページ。イギリス内のその他の3国(イングランド、スコットランド、北アイルランド)の比になりません。きっと、多くの旅行者がそれらの地域を制覇した後、巡る地域でしょう。しかし、実際に旅をしてみると、自然あり、巨石文化あり、古城あり、遺跡あり、水道橋クルーズあり、アガサクリスティゆかりの地あり、パワースポットありと見所盛りだくさん。

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2013年6月21日 (金)

チビッ子達と一緒に遠足気分(ポーランド)

先日、ユーラシア旅行社のポーランドの旅から帰国しました。
長くて寒い冬がようやく終わった5月のポーランドは、春のポカポカ陽気と明るい陽光に包まれています。
今回の旅行では、生命力溢れる自然の息吹と春の浮足立つような、人々の明るい表情が印象的でした。
ぐるり360度、どこまでも平原が広がるポーランドの大地。一面に広がる菜の花畑
バスの移動中は鮮やかな新緑の畑と満開の菜の花畑がどこまでも広がり、特に菜の花畑は陽光を反射して、眩しいくらいに黄色く輝いています。
畑には、ポーランド特産の大麦、ライ麦やジャガイモが植えられており、夏に向かって勢いよくグングンと成長しています。

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2013年6月20日 (木)

オーストリアでヨーロッパアルプスを堪能

 先日、ユーラシア旅行社の「オーストリア、世界遺産巡りと湖水地方の旅 13日間」より帰国いたしました。展望台「フランツヨーゼフヘーエ」ではヨーロッパアルプスの雄大な姿を間近に見て、ウィーンではあのマリア・テレジアが過ごした「シェーンブルン宮殿」を訪れて、

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オーストリアの様々な顔を堪能することができました。何より心に残っているのは、湖水地方を訪れる合間に見た車窓の風景です。一面に広がる瑞々しい緑色の芝生、その急斜面にポツンポツンと建つ可愛らしい木の家。建てるの大変だったんじゃないかなあなどと思いながらも、いつかこんな気持ちよさそうな芝生に寝転がりながら暮らせたらと素敵な空想が広がりました。

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2013年6月19日 (水)

列車に乗ってアメリカ大陸を横断(アメリカ)

Dscf3568先日、ユーラシア旅行社の「アメリカ大陸鉄道横断物語 15日間」のツアーより帰国しました。今更言うまでもないのですが、改めてアメリカは広い、と感じさせられました。それもそのはず、東海岸のニューヨークから西海岸のロサンゼルスまでは約4000kmも離れています。その広さ故にアメリカでは都市間の移動だけでも、ちょっとした旅行です。現在のように飛行機が主流となったのは戦後のことです。航空網は発達し、今では人々の移動の9割は航空機によるものだそうです。ですが、アメリカは総延長3万kmの鉄路を持つ鉄道王国ということも忘れてはいけません。時間は短縮、目的地までひとっ飛びの便利な飛行機もいいですが、急がず、ゆっくりその時間を使って移りゆく景色、小さな街並みなどを車窓から見ながらアメリカの広さを感じながら楽しむ。かつて誰もが憧れたアメリカの大地、新天地を求めた開拓者達は更なる夢や希望を持って西へと向かいました。私達も開拓者と同じように、東から西へ。今回のツアーのハイライトはそう、アメリカ大陸をアムトラックで横断することでした。

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2013年6月18日 (火)

バラの香りに包まれて~ブルガリアのプライベートバラ祭り~

130618tcreport_3先日、「ルーマニア・ブルガリア物語」より帰国いたしました。お天気に恵まれ、ルーマニアの田舎の素朴な風景に教会群、ブルガリアの黄金の文明などルーマニア・ブルガリアの見所をたっぷり堪能できた旅でした。
今回の旅のメインイベントはなんといってもブルガリアのカザンラクにてプライベートバラ祭り。村人と一緒にこの時期だけ行われるバラ摘みを体験しました。

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2013年6月14日 (金)

5億リットルの水

先日、「ナミブ砂漠と南部アフリカ5か国周遊11日間」のツアーより帰国しました。

南半球にあたるアフリカは、これから冬に向かう時期。また雨季から乾季へと移行しつつあるときでもありました。Blog_2
この時季の見どころは、やはり雨季にもたらされる水量の凄さを目で身体全体で実感できる、世界三大瀑布のひとつ、ザンビア共和国とジンバブエ共和国の2か国にまたがるビクトリアの滝!幅1.7km、最大落差108mの高さから滝壺へ流れ落ちる水量は、この時季では毎分5億リットル!25mプール一杯分が、約35万~65万リットル。65万リットルのプールなら約833ものプールの水量が毎分流れていることになります

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2013年6月13日 (木)

アグレッシブ・ニューヨーク! (アメリカ)

S 先日、ユーラシア旅行社の「アメリカ東部・南部大縦断物語 16日間」の添乗より帰国致しました。5月中旬、ツアーは春を迎えた東部の街、ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンDCの大都市から始まり、イギリス植民地時代の街並みが残るウィリアムズバーグ、チャールストンなどのコロニアルタウンを巡り、後半はディープサウスと呼ばれるアトランタ、ナッシュビル、メンフィスやニューオリンズまで足を延ばします。アメリカ独立、南北戦争、公民権運動、カントリー、ブルース、ジャズといったアメリカンミュージックと旅のテーマも変化していき、あっという間の16日間でした。

観光バスを使って周る旅も安心で良いけれど、自分の足で歩いてその土地の空気を感じたい!という方に朗報です。散策が楽しいニューヨークでは午後に半日の自由時間を設けています。せっかく訪れたのならホテルに籠っていては勿体無い!今日は充実したフリータイムにする為のお勧めの過ごし方をご紹介します。

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2013年6月12日 (水)

クロアチアのクラパ、市民生活に息づく伝統音楽

先日、ユーラシア旅行社の「アルプスの懐スロヴェニアとアドリア海の至宝、クロアチア 11日間」より帰国致しました。
ブレッド湖のボートでのアコーディオン、レストランの店主のハーモニカ、ザグレブの街角のギタリスト、ドブロヴニクのレストランの伝統音楽バンド、、、。訪れる場所ごとに素敵な音楽との出会いのある旅でした。
この2カ国は世界的に有名なプロミュージシャンも輩出しています。

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最近、動画投稿サイトから話題になったロック、ポップスの名曲を激しく弾くチェリスト2人組み、2Cellosはスロヴェニア人とクロアチア人のデュオです。
また、クロアチア独立戦争の空爆の最中に地下室で練習し、モダンなアレンジのオーケストラをバックに超絶技巧で魅せるピアニストMAKSIMはクロアチアのダルマチア地方シベニック出身です。

そして本日ご紹介させて頂くのは、クラパというクロアチア・ダルマチア地方の伝統歌唱です。

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2013年6月11日 (火)

鹿がいっぱい!“太陽と薔薇の島”ロードス島

 先日、ユーラシア旅行社の「エーゲ海7島大周遊」13日間の旅から帰国いたしました。約3000もの島々からなるギリシャ、その中でもエーゲ海に浮かぶ宝石のような美しい島を巡るこのツアーでは、古の人々と同じように島から島へ船で渡る体験を楽しんでいただけます。それぞれ表情の違う島の町々をのんびりお散歩するのも素敵!本土のみの観光とは一風変わった優雅な旅でした。

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 ニュースでは経済危機やデモなど殺伐とした話題が何かと多いギリシャですが、旅行中はそんな不景気な話はまったく見られませんでした。観光地だから、ということもあるのでしょうが、ガイドさんによると「島ではまだコミュニティの力が残っているから、誰かが困っていれば家族親族隣近所みんなで助けるのよ!」とのことでした。

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2013年6月 7日 (金)

青い空!白い家!アンダルシアの絶景(スペイン)

 先日、「スペイン歴史物語 15日間」のツアーより帰国しました。
 バルセロナからスタートするこちらのツアーは、グラナダ、セビリア、トレド、マドリッド等の5大都市をはじめ、小さな村々も訪れる、毎日がハイライトのコースです。

Photo_3 5月上旬に出発しましたが、お天気にも恵まれ、あちらこちらで野花が美しく咲き乱れていました。今回はコルドバのパティオ祭にも訪れることができ、可憐なお花の装飾がされた中庭を楽しむこともできました。
 

 今回は、ツアー訪れた場所でも、私が最も心を打たれた“白い家”のある景色についてお話をさせて頂きます。
 

 アンダルシア地方の南部には、「白い家並み」の小さな町や村が点在しています。レコンキスタ(国土回復運動)の時代には、イスラム教徒とキリスト教徒との戦場となったため、多くの町や村が要塞化している。“プエブラ・ブランカ”と呼ばれるこの白い町や村では、白壁の家々が集まり、見事な景観をなしています。日本からも多くの観光客が訪れる、人気の観光地となっています。

この白い家の中でも人気の高いのがミハス。コスタ・デ・ソルと呼ばれる太陽の海岸で人気の高いリゾートです。コスタ・デ・ソルは、地中海性の気候の特徴が最も顕著に表れる温暖な土地柄で、年間日照時間は約3000時間、晴天日は年間320日以上と言われています。

Photo_4かつては、マラガの東に位置するネルハ~ジブラルタルの海岸線約140kmのことを示していましたが、近年ではリゾート開発が東部に進み、全長約350kmを指すようになりました。

 ミハスは、標高428m、人口約15000人の町です。毎日住民の数より多い観光客が訪れるミハスで最も有名なのは、恐らくサンセバスチャン通りでしょう。ポスト‐カードなどにも登場する、非常に美しい通りです。そのほかにも、ロバ車や世界最小の闘牛場等もあり、小さい町ながら、みどころもたくさんあります。その美しい街並みの中を、ただゆっくりと歩いて散策しているだけでも、十分楽しめるところです。

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2013年6月 6日 (木)

ケニアでサファリと夕日三昧の旅

 この度、ユーラシア旅行社の「ケニア・サファリとビクトリアの滝、南部アフリカ周遊 12日間」の旅より帰国しました。

バッファロー

 ケニアは野生動物の宝庫!ツアーの前半はケニアに滞在し、ナクル湖国立公園、マサイマラ国立保護区、アンボセリ国立公園でドライブサファリをしてたくさんの野生動物に会えました。サファリでは、多くの方が「会えたら嬉しいビックファイブ」のひとつ「ライオン」に出会う事を期待しているでしょう。
 ライオンはインパラやガゼル、シマウマなどの群れで生活する動物と違い、数も少ないので簡単たには見つかりません。しかも、餌である草食動物を探すため、背高く茂った草むらに隠れているので、都会で暮らす日本人の視力ではとてもじゃないけど見つける事は困難です。頼りになるのが地元出身のドライバーさんです。彼らは、サファリの最中、運転しながらも常に目をキョロキョロさせて草のちょっとした揺れなどに敏感に反応しています。
 道なき道(草むら)を行ったり来たりしていたら、遠くに何やら黒い影が動くのが見えました。何の動物かは分からないけど、木や石ではなさそうです。さすがに私が気づいてドライバーさんが気づかない事はないだろうと思いつつも、「あれ、ライオン?」と聞いてみました。そしたら「あれは、ハイエナだよ」という返事。ハイエナはライオンの食べ残しをもらうから、いつもライオンの近くをうろうろしているそう。

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 「と、いうことは近くにライオンがいる?!」と、4WDの中のメンバーは大はしゃぎ!
目を皿のようにしてライオンを探しました。やっぱり、一番にライオンを見つけたのはドライバーさんでした。
 やっと出会えたライオンは木陰でゴロゴロとくつろいでいました。どうやら、おなかは空いていないようです。獲物を探すでもなく、近寄る4WDを警戒するでもなく、自由気ままに過ごしているライオンは大きい猫のようで、とても可愛く見えました。

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2013年6月 5日 (水)

グルジアの農家でワインとランチ

先日、「民族と文明の道 コーカサス三国周遊 9日間」より帰国しました。
カスピ海やコーカサス山脈近くのアゼルバイジャン、グルジア、アルメニアの3ヶ国をまわるツアーですが、この3ヶ国、野菜が豊富で食事がとてもおいしいのです。今回は、グルジアのワイン農家での様子をレポートしたいと思います。

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2013年6月 4日 (火)

【共通テーマデー:暑い日におすすめの一品】ウズベキスタンのスイカ

Watermelon 気が付けば、あっという間にもうすぐ夏が到来。かんかんと照りつける日差しに、汗だくだく喉はからから。そんな時、ちょっとブレイクにと食べたくなるのはスイカではありませんか。日本の夏の風物詩のスイカは、中央アジアのウズベキスタンでも夏の風物詩として知られています。
ウズベキスタンは約60%が砂漠という乾燥地帯ですが、美味しい果物がたくさん実る果物王国でもあります。7月に入るとスイカの旬の時期に入り、あちこちのバザールや道端にはスイカが並び、バスの移動中も目にとまります。春のお花の時期が終わりを告げ、実りの夏が始まったなと感じる光景です。お花満開ならぬ、フルーツ三昧!

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