山海の恵みがいっぱい!おいしいスロヴェニア、クロアチア
先日、ユーラシア旅行社の「スロヴェニア、クロアチア周遊とボスニア・ヘルツェゴビナ」13日間の添乗から帰国いたしました。
もともと十数年前まで“ユーゴスラビア”と呼ばれていたこの地域はかつて内戦で荒廃した時期もありましたが、平和を取り戻した現在では、エメラルド色の湖が美しいプリトヴィツェ国立公園・神秘の地下世界ポストイナ鍾乳洞・アドリア海の真珠ドブロヴニクなどなど見逃せない美しい景観が世界中の人々を惹きつけています 。
もうひとつ、これらの国々を訪れる人々の目的はおいしいお食事!
古くから宗教、文化の違う民族が入り混じって暮らしていたため、それぞれの場所で特色ある名物料理を楽しむことが出来ます。今回のツアーでも、イストラ半島のトリュフパスタやブレッド湖のマスグリル、チーズがとろーりとろけたザグレブ風カツレツ、アドリア海でとれた新鮮なロブスターにムール貝と山と海の恵みをおいしく頂いてまいりました。
料理方法もさることながら、やはり食材そのものが持つ風味が豊かなのがおいしさの第一条件!ガイドさんによると舌が肥えた現地の人々はスーパーマーケットが普及した昨今でも、市場で自分の目と舌で吟味した食材を手に入れることを好むのだとか。ザグレブやスプリットのような大都市にもごくごく普通に青空市場が立ち並んでいることに、観光客の私たちはびっくりです。ちょうど今はサクランボのシーズンで、グルメなガイドさんが買ってくれたサクランボは今まで食べたことがないほど甘くみずみずしい一粒でした。
今回訪れた海辺の町ザダル近郊は実はサクランボの名産地、中でもマラスカという品種が質味ともにナンバーワンとされています。ザダルの名酒マラスキーノはこのマラスカという名のサクランボから作られます。
ふんわり甘いので食後酒として、またはアイスクリームのシロップとしてお楽しみいただけます。
また、アルコールが苦手な方も大丈夫、マラスカを使った酸味のあるジュースも売られています。ただこれらはほとんどザダルで消費されてしまうので、首都に行っても飲めませんし食べられません。まさに幻の味、マラスカ!ぜひ現地でご賞味下さい。(三輪)
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