2013年8月20日 (火)

2人乗りゴンドラに乗車!ユーラシア旅行社で行く、イタリア・ドロミテの絶景

1 先日、「ドロミテ街道とフランスローヌ・アルプ地方を訪ねて 13日間」より帰国しました。ドロミテは優美な山々というより、ゴツゴツした荒々しい石灰岩で形成されているため、スイスアルプスとはまた別の魅力があります。もちろん季節によって、そして日々の天気で姿を変えるドロミテは何度見ても飽きることはありません。この時期は、高山植物が咲き乱れる季節。「先週は生憎大雨で…」と現地のガイドさん。その雨の恵みなのか、今週は大地一面を高山植物が彩り、雲で山が隠れていたものの、絶好のハイキングをお楽しみ頂けました。

2 山の天気は変わりやすいとよく言われます。そのため、毎日、傘や雨具を準備して、出発します。朝、雨が降ろうとも決して諦めてはならないのです。今回訪れたトレチメ・ディ・ラヴァレードは、アップダウンがほとんどなく、ハイキングに慣れていない方でも簡単に山や植物を見ながら歩けます。今回は高山植物があまりにも綺麗で下ばかり見て歩きました。残念ながら、帰りは打って変わって、雲行きが怪しくなり、途中からは雨になりました。この日は、その後、立ち乗りゴンドラに乗り、ロレンツィ展望台(3000m)から、ドロミテのクリスタッロ山(3221m)を間近で見るというドロミテのハイライト。現地ガイドからも、標高が高いところだし、リフトは風が強いと危険なので、運休の可能性が高いと言われました。雷まで鳴り響き、皆様もう諦めていたことでしょう。途中、標高1680mの山小屋で昼食をとりました。外に出ると、なんと先ほどまでの雨が嘘のよう。真っ青な空が広がっていました。今がチャンスと急いで、ゴンドラ乗り場へ。1962年制作のアメリカ映画「恋愛専科」でドロミテの風景が登場し、立ち乗りのゴンドラに主役の恋人ふたりが飛び乗り、山頂を目指すシーンがありますが、そんなシーンを想像しながら、リフトが着たら、扉を開けて素早く飛び乗ります。人がちょうど2人は入れるくらいの電話ボックス位の大きさのゴンドラはカラフルな色をした珍しい立ち乗りゴンドラです。リフトからの眺めは絶景そのもの。冬場はプロのスキーヤーが利用するそうで、ここをリフトで下るのかと思うと恐ろしくなります。

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 20分ほど乗車し、ロレンチィ展望台に到着。標高が3000mあるので、夏なのに、10℃ほどしかありません。震えながら展望台まで登ると、寒さも吹き飛ぶような絶景が広がります。今まで、小さく見えていたクリスタッロ山が目の前に!雲一つない青空にくっきり浮かび、まるでポスターのようでした。午前中は雨に見舞われたこともあり、予期せぬ晴天に感激し、標高3000mの高所にもかかわらず、感嘆の声を上げたくなるのも無理はありません。この絶景は心に焼きつき、生涯忘れることはないでしょう。(丸谷)

 

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