2013年8月23日 (金)

レンソイス白砂漠で空中散歩(ユーラシア旅行社で行くブラジル・レンソイスの旅)

先日、ユーラシア旅行社の「純白の南米三大自然への旅 レンソイス・ウユニ・イグアス 15日間」から帰国しました。

ブラジルの北部に位置するレンソイスマラニャンセス国立公園は、一面に広がる白砂漠にエメラルドグリーンのラグーンが点在する不思議な風景が見られることで、 近年人気急上昇中の観光地です。

今回の旅では、セスナ機に乗ってレンソイス白砂漠を上空から眺める機会に恵まれましたので、「レンソイス空中散歩レポート」をお届け致します。 

セスナ機は近郊の大都市サンルイスの空港から飛び立ちます。
建物が密集したサンルイスの市街を抜けると、緑のジャングルの中に、大蛇がのたうち回るように大きく蛇行する川を幾つも越えてゆきます。
30分ほど飛行すると、突然緑のジャングルが真っ白な砂漠地帯に変わります。
境界線付近は白い砂地ばかり続きますが、海岸に近づくにつれて次第にラグーンの数が増えてきました。
陽光が真っ白な砂地に反射し、目が開けていられないほど眩しい光が機内に差し込んできます。
セスナ機の小さな窓に顔をくっつけ、食い入るように外の景色を眺めました。

Photo
見渡す限りの白い砂地にエメラルドグリーンの水たまりが地平線まで果てしなく広がっている、何とも不思議な風景。
既にパンフレットの写真等で見ていた同じ景色なのに、自分の想像を遥かに超えている自然のスケールに思わず驚いてしまいます。
自然と胸が躍ってしまう高揚感。そして自然の驚異を目の前にした時の大興奮。 
やはり写真や映像で見るのと、現地の雰囲気の中で大自然を体感するのとは全く違います。
また、上空からの眺めはこのレンソイスの壮大なスケールをより実感できるので地上からの眺めるレンソイスの印象とは全く異なります。

砂地に水たまりが点在する不思議な現象は、5月までの雨季に降った大量の雨が地下水となって、砂地の地表面まで迫り、
砂のくぼ地にラグーンが形成されるそうです。雨水が溜まった淡水なのでラグーンで泳いだ後も体は海水のようにベトベトせず、スッキリ爽やかです。
海岸の砂地にしては不自然なほど真っ白に輝くレンソイスの白い砂。この砂は一体どこからきたのでしょうか。
周りを緑の密林と海に囲まれ、この一帯だけ何となく不自然な気がします。

砂地の正体は「石英」です。水晶の仲間でもあるので陽光を反射してキラキラ光ります。
実は内陸にあった石英が川によって削られ、海に流れ込んで波に揉まれるうちに小さな粒状に変化してゆきます。

Photo_2砂となった石英は、波によって海岸に打ち上げられ、さらに海からの強風によって内側へと運ばれ、大きな砂丘(砂漠)を形成するに至りました。
目の前にしている、レンソイス白砂漠の景色は何万年、何百万年と気の遠くなるような年月を経て出来上がった、まさに奇跡なのです。

何の予備知識も無くレンソイスの景色を見ても、そのスケールに衝撃を受けますが、この形成過程も知った上でレンソイス白砂漠を眺めてみると、
奇跡のような風景に感動することは間違いありません。

1時間30分の遊覧飛行もアッという間に終わり、いつの間にか狭いセスナの機内は差し込む陽光と我々の熱気で一気に暑くなっていました。
(上田)

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