2013年8月30日 (金)

芸術に酔いしれる、ザルツブルグ音楽祭とヴェローナ野外オペラ(ユーラシア旅行社の芸術鑑賞ツアー)

Syukusai

先日、ユーラシア旅行社の「ザルツブルグ音楽祭とヴェローナ野外オペラ 11日間」のツアーから帰国しました。夏休み、音楽祭で盛り上がるイタリアのヴェローナとオーストリアのザルツブルグは、いつにも増して優雅で華やかな雰囲気に満ちていました。

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また、ご存知の方も多いかと思いますが、今年2013年はオペラの巨匠リヒャルト・ワーグナーとジュゼッペ・ヴェルディが生誕200周年を迎える記念イヤー。それに伴い、ヨーロッパ中が彼らを記念する公演で目白押しです。今回の旅ではヴェローナにて、ジュゼッペ・ヴェルディの代表作「アイーダ」、ザルツブルグにて、ワーグナーの作品の中で唯一の喜劇である「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の2つのオペラ、そして名指揮者ズービン・メーダがタクトを振るウィーンフィルコンサートをご堪能いただきました。

この二つの音楽祭は毎年開催されていますが、演目や指揮者は毎年変わるため、同じ指揮者でも曲目が違ったり、逆に曲目は同じでも指揮者が変われば、その作品の感想は全く違うものになります。そのため、演目は同じでも、毎年その変化を楽しみに訪れるという方も少なくありません。ザルツブルグのガイドさん曰く、伝統ある音楽祭への来場者は、新規のお客様よりもリピーターの方が圧倒的に多いそうです。特にオペラは、さまざまな演出方法を取り入れ時代に合わせ画期的になってゆくため、見ていて飽きることなく、どんどんその世界に引き込まれていきます。そして、来年はどんな演出になるのだろう?と、常に観客の好奇心を溢れさせます。今回実際に会場に足を運び公演を見てその理由に納得しました。オペラ「マイスタージンガー」は、休憩も含め6時間という長丁場でしたが、心揺さぶられる力強い歌声と、舞台の上を縦横無尽に走り回るキャストの演技は言葉を失うほどでした。閉演後、会場はスタンディングオベーション。そして、鳴り止まない拍手は歓喜に満ちていました。コンサートでは、名指揮者の操る生のオーケストラの迫力には度肝を抜かされます。最高の音響設備を兼ね備えた会場での、世界最高峰の演奏は、言うまでもなくすばらしく、指揮者の一振りによりアレンジされる音の美しさに感激。まさに、しびれると言った方がいいかもしれません。涙を流す観客も多く見かけました。そしてまた、ザルツブルグだけではなく、ヴェローナで行われるアイーダもまた必見。

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夏の音楽祭の中でも最も臨場感にあふれた公演です。というのも、オペラが行われる会場は野外の古代劇場跡であるアレーナ。夜風が気持ちよく、開演と共に徐々に暗くなっていくのを感じながら観るのもまた乙です。エジプトが舞台のため、砂漠をイメージしたセットも面白いです。そして驚いたのは、あるシーンで突如、舞台上にナイル川が現れたことです。水の流れる音がした瞬間、徐々に水が流れてきてあっという間に河になり、滔々たるナイルが出来上がった時には、誰もが驚きました。
日本であまりオペラやコンサートを見ることがない方も、お好きな方も、みんなが楽しめ、驚き、芸術作品に胸を打たれる音楽祭。今から来年の演出が楽しみです。(奥谷)

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