2013年8月13日 (火)

ユーラシア旅行社の白神山地ツアーに行ってきました。

白神山地のぶなの木。熊の爪痕が残っている先日、ユーラシア旅行社の白神山地ツアーで、
猛暑の東京を抜け出し、世界遺産の白神山地に行ってきました。

東北はまだ梅雨があけていませんでしたが、
奇跡的に滞在中は晴れ間を見ることができました。

白神山地は今年、世界遺産登録20周年を迎えました。
屋久島とともに、日本で初めて世界自然遺産となった場所です。
一口に「白神山地」といっても、その面積は広く、青森県と秋田県にまたがっています。

ブナは保水能力が高いため、ブナの森は豊かな水源となり、生態系の中心的役割を果たすそうです。
そのため、ヨーロッパでは母なる木、マザーツリーと呼ばれていますが、伐採が進み、ブナの原生林は非常に少なくなっているのが現状です。
白神山地が世界遺産となった大きな理由は、東南アジア最大級のブナの原生林が広がっているからです。

今回ハイキングをした「ミニ白神」は、津軽藩によって禁伐林として守られてきたため、本来のブナの森の様子がよく分かる貴重な場所です。
ブナの森に足を踏み入れた途端、太陽の下での暑さが嘘のように、ひんやり涼しくなったのが驚きでした。

森の入り口には、ミズナラをはじめ、色々な木が生えていますが、標高が上がると視界がガラリと変わり、ブナだけのエリアに突入します。
ブナは大量の水を吸い上げるため根が腐りやすく、寿命は250年前後だとか。
1000年以上生きる屋久杉に比べると短命ですが、その代わりに森の至る所からブナの木から生まれる水の流れがありました。
ブナが水を吸い上げる、ドクドクという水音も聞こえてきそうです。
そのためか、森全体が瑞々しく、歩いていると自分の細胞の一つ一つが潤ってくるように感じました。
またブナは秋になると葉っぱが地面に落ちるため、土がフワフワしていてとても弾力があります。
一歩、一歩、踏みしめるたびにブナの豊かな恵みが足元から伝わってくるようでした。

白神山地、暗門の滝世界遺産登録地域にある、「暗門の滝」エリアでは、ブナ林を抜けて暗門の滝までハイキングできたのが幸運でした。
今年は雪解けが遅く、私達が到着する前日に道がちょうど道が開通したそうです。
迫力ある水しぶきは、東北の夏の訪れを告げているようでした。

私が、今回の白神山地の旅で一番印象に残っているのは、「水」です。
森の入り口に水飲み場が作られているのですが、とにかく美味しい!
バスの運転手さんもわざわざペットボトルを持ってきて、その場でごくごく飲んでいました。
夜、お風呂上りはビールが飲みたくなりますが(添乗中は炭酸でガマン)、不思議と味の着いた飲み物を飲みたいと思わなかったのです。
本当に美味しいお水があれば、身体は満足するのかもしれません。
ブナの森から生まれたお水には、ブナの木の優しさがにじみ出ているように思いました。
(大西)

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