日本が誇る世界自然遺産、知床へ(ユーラシア旅行社で行く知床ツアー)
先日、ユーラシア旅行社の「紅葉の世界遺産知床のすべて 4日間」の添乗から帰国しました。
ユーラシア旅行社で日本を取り上げてから数年。知床もひそかに人気ツアーです。
今回は自然豊かな知床で半島クルーズやハイキングなどを楽しみました。
まずは知床半島クルーズで断崖がそびえる知床の地形をじっくり堪能しました。
10月上旬とはいえ、さすが日本の最北端に位置する世界遺産。
しっかり防寒していないと寒くてたまりません。けれども寒さに耐えつつも頑張った甲斐があり、2頭のヒグマに出会うことができました。
ちなみにユーラシア旅行社のツアーでは双眼鏡を現地で貸し出ししていますので、
(かなり高性能でした)遠くに歩くヒグマのゆったりした姿がはっきりとみることができました。
そして、ガイドブックには記載のない原生林へのハイキングの末、たどり着いたポンポロ沼
(時期的に草原となっていましたが)では大きな木の洞を発見。
また、翌日も専門ガイドの同行の元、象の鼻と呼ばれる
岩場近くまで断崖付近に向かってハイキングをしました。
とてもきれいなお天気に恵まれた日で、途中、前日にクルーズで迫った断崖を見下ろすこととなりました。
美しい北の海とせり出した岩場のコントラストを見ていると、自然の美しさに魅入ってしまいました。
ところで皆様、知床ではヒグマがたくさん生息しているのをご存知ですか?
そのため、ハイキング前にはヒグマに出会ったら、まず、落ち着いてゆっくり後退しないといけません、など、ヒグマに出会った対策がきちんとレクチャーされます。
知床五湖のハイキングで歩いていると、ガイドさんが突然振り返って、
「あのトド松を見上げてください。わかりますか?」
とおっしゃいました。皆様、わかりますか?
そう!ヒグマの爪痕です。彼らの大好物のナナカマドか山葡萄が近くにあったので、それをつかもうとして、うんと背伸びして手を伸ばしたときについたものらしいです。
なんと!ヒグマすごいですね。。もっとも、私たちが歩いていると基本的に警戒してヒグマはやって来ないそうです。
ガイドさんがいないと見落としてしまう、木の赤ちゃんや洞、鹿の足跡…などなど、知床にはそこで生きる生き物たちの生活の一部を垣間見ることができる素晴らしい場所です。
美しい森や湖を堪能し、ふと出会う野生動物の姿に感激する、また、雨や晴れ、濃霧と少しの移動で気候や気温がどんどん変わる魅力あふれる知床。
私はすっかりファンになりました。
また行きたいなぁ。とおもっても、遠い異国とは違い、羽田からわずか2時間かからず近隣の空港女満別へ行けちゃうのです。
今度はぜひ流氷の時期に来て、氷のなかで
野生あふれる動物の世界に触れてみたいです。
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