オーロラの下で歓喜の声!(ユーラシア旅行社で行く秋のスウェーデン・ノルウェー)
今回のユーラシア旅行社のツアーは「歩く」ことがメイン。まるで絵筆が一筆で染め上げたような、黄色、赤色の紅葉の中、北極圏でハイキングを楽しみました。詳しくは添乗見聞録、「黄金色に染まるアビスコ国立公園を歩く」をご覧下さい。しかしながら、今回の裏のハイライトは密かに期待していた「オーロラ鑑賞」。
北欧(北極圏)の秋は、少しずつ日が短くなり、6時~7時頃には暗くなります。そして真
っ暗になるのは、22時過ぎ。オーロラ鑑賞のメッカはカナダ・イエローナイフ、白銀の山々が美しいアラスカでしょうか。しかしそれらの国々は出現率は高いですが、冬はマイナス30度。防寒具なしでは過ごせません。それに代わり、北欧の秋は日中20度、夜は0~5度程度。暖かくはないですが、日本の冬服で鑑賞できるのも魅力です。ホッカイロを貼って、マフラーを巻いて、帽子を被って、手袋をつけて、完全防寒具で出発した身体は、興奮からか、汗ばんでしまったぐらいでした。
さて、ツアーの初日、アビスコ国立公園の観光を終えて夕食に舌鼓を打ち、再集合。ツアーのお客様と、こんなにすぐに出現したらバチがあたるよね、と会話しながら22時頃オーロラに挑みにホテルを出発。
すると・・・
空に白い線が見えています。誰かが「オーロラだ!」と叫びました。その後、まるで生きているような白いスジが、ゆらゆらと揺れながら動いていきます。次々に現れては消えるオーロラ。薄い白から碧色、ピンク色など光の天体ショー。興奮が冷めやらず、お客様と一緒に叫び続けてしまいました。そこにも!あそこにも!そんな美しき羽衣のショーは、1時間半続きました。寒さも忘れて、空を見上げ続けました。気温は6度だったようです。
アビスコ国立公園はホテルの周辺には明かりもなく、オーロラ鑑賞にも最適です。
興奮も冷めやらぬ翌日、空を見上げ続けた代償として、首が筋肉痛になった事も、今では良い思い出です。翌朝、ホテルのスタッフが親指を立てて、「YOU ARE SO LUCKY!(あなた方はとても幸運ね)」と。(坂岸)
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