2013年10月24日 (木)

ゴリラとの距離は、7メートル?(ユーラシア旅行社で行くルワンダツアー)

1_2先日、ユーラシア旅行社の「ウガンダ・ルワンダの森、優しきゴリラを訪ねて 9日間」より帰国致しました。
突然ですが、皆様はゴリラの種類をご存知ですか?「ゴリラ」と一括りで呼んでいても、その種類は生息地によって三つに分けられ、個体数にも違いがあります。現在、日本の動物園の多くで飼育されているのはニシローランドゴリラ。コンゴやガボン、カメルーン、赤道ギニアなどの森林で約20万頭が生息し、その生息数は三種類の中で最大です。コンゴ民主共和国の森に暮らすヒガシローランドゴリラは約5千~1万頭。そして、今回、私たちがルワンダの森で出会ったのは三種類の中では圧倒的に個体数の少ないマウンテンゴリラ。絶滅危惧種にも指定され、捕獲、飼育が禁止されています。その個体数はウガンダ、ルワンダ、コンゴの三カ国を合わせて約620頭。今回、ゴリラトレッキングをしたルワンダ領ヴォルカン国立公園のジャングルには約180頭、10のファミリーが生息しています。
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ゴリラにストレスを与えない為、又、私たち人間の持っている感染症をうつさない為、与えられたゴリラとの対面時間はわずか1時間、ゴリラとは7メートルの距離を保たないといけません。ゴリラを刺激しないためにも蛍光色の服は禁止、レンジャーからも「私語は慎んで!」と注意を受けるし、正直、対面する前は「ゴリラと会って発狂されたらどうしよう、もし突進でもされたら・・・?」とハラハラ、ドキドキ。優しく手を引いて道なき道を誘導してくれるポーターさんはとても頼もしく、不安な時の心の支え。背丈ほどある草の急勾配のジャングルで何度もすってんころりんしそうになりながら、ポーターさんの指さす方を見上げると・・・

3_2「いた!」ゆっくり、のっしり木から降りてくる大きな漆黒の背中!そう、それこそが本物のマウンテンゴリラ。想像以上に大きな体、ポキン、ポキンと枝がしなって折れていく様子をジロ、ジロっと見つめるその目線。ヒトとそっくり!すると、赤ちゃんゴリラがチョロチョロやってきて、山が臨める木の上に横になり、お昼寝タイム。「寒いな~」という表情でその辺に落ちている葉を集めて即席掛布団を作っていました。もしかしてヒトの子供より賢い?!愛くるしいその姿に一同うっとりする瞬間でした。また遊び盛りの子どもゴリラはでんぐり返しをして坂を転がるのがマイブームの様子。写真撮影に没頭していた私たちの間をゴロンゴロンと転がり、最後はお客様の足元にぶつかり、お腹を出してビョーンというポーズ。「参った・・・」と言いたげにジロリと見つめられたその上目使いに誰もが笑ってしまいました。気が付けば、“ゴリラを観察”しているのではなく“ゴリラと楽しい時間を共有”していました。厳しく言われた「ゴリラとの7メートルの距離」もゴリラの方から近付いてきたなら止むを得ません。どれだけカメラのレンズを向けられても、物怖じせず、どんと構えて木の葉を食べる姿は、まさに「森の王者」に相応しい品格。人間が昔から持っていたゴリラに対する“凶暴”なイメージは、勝手に人間が作り上げた思い込みなのだと実感しました。大きくて強そうな見かけに反して、本当は心優しく、その穏やかな性格故、昔から嗜好品やハンターへのトロフィーとして密猟され、その数が激減してしまったマウンテンゴリラ。私たちを魅了した、彼らの無邪気でキラキラした瞳が、これからもずっと、あの森に息衝いていますように・・・。(三橋)

ユーラシア旅行社で行くウガンダ・ルワンダツアーの魅力

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