秋のオーロラとVIA鉄道を楽しむ(ユーラシア旅行社のカナダツアー)
先日、ユーラシア旅行社の「オーロラの町イエローナイフと秋のロッキーVIA鉄道乗車の旅 9日間」より帰国しました。
オーロラといえば真冬に観測するのが一般的で、秋ではあまり見えないのでは?と思われるかもしれませんが、イエローナイフではこの時期も連日見事なオーロラが出現し、今回のツアー中でも最高レベルの「レベル5」のオーロラを観測することができました。
夜10時にイエローナイフの町のホテルを出発し、オーロラを観測するヴィレッジへ向かいます。
この時期は夜中でも5℃ぐらいですから、レンタルの防寒具も必要なく、普通の冬の服装で大丈夫です。
ヴィレッジには「ティーピー」と呼ばれる先住民の住居を模したテントのような小屋があります。ティーピー内は暖炉もありますし、コーヒーや紅茶のサービスもあります。ここを拠点にして、外へ出て好きな場所で観測します。
湖のまわりにイスを置いて待機したり、丘の上で三脚を立てて待機したり、散策をしたり。今回、ヴィレッジに到着した時から、薄いオーロラが既に見えていましたが、ハイライトは12時を回った頃に訪れました。
緑色のヒダが横に移動していくのを目で追っていると、どんどん大きくなっていき、そしてまさにカーテンが風でなびくような動きを見せたときの光り具合が、何とも言えないほどに美しかったです。
冬季ですと有料のオーロラこたつも、今はこたついらずなので、その広々と寝そべって見られる席が無料で開放されています。
カメラが凍る心配もないので、普通のデジタルカメラをいつも通りに扱って十分に撮影を楽しむことができました。秋ならではのお得感が沢山得られます。
また、オーロラを楽しみつつ、カナディアンロッキーの観光も楽しめるのもこの時期ならでは。ジャスパーからはVIA鉄道に乗車しました。
全長約4500kmのカナディアン号のハイライトであるジャスパー~バンクーバー間を走ります。
列車は個室の他に、景色を楽しめるパノラマカーが何箇所もあり、ウェルカム・シャンパンを片手に、迫り来る山々や湖を堪能できます。
ハイライトであるカナディアンロッキー最高峰のマウント・ロブソンもこの区間にあり、陽気な英語の車内アナウンスが流れたので斜め後方を振り返ると、真っ白に輝く雪山が間近に迫っていました。
ジャスパーの展望台から遠望した同じ山とは思えないほど、間近に大きく見え、車内は大歓声が沸き起こります。マウント・ロブソンを後にしたら、夕食です。食堂車にて前菜、メインをチョイスしてお好きな3コースメニューをいただき、サンセット後は個室に戻りベッドメイクをして就寝です。
翌朝、お好みの卵料理をチョイスして朝食を取ってコーヒーを飲んで一息したら、気付けばもう終点バンクーバーに到着でした。VIA鉄道のハイライトの区間を1泊2日で楽しみました。
(飯岡)
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