名門オーケストラの調べと共に(ユーラシア旅行社のジルベスターコンサート鑑賞ツアー)
2013年~2014年の年またぎで、ユーラシア旅行社の「ベルリンフィルとウィーンフィルの調べ、ジルベスターコンサートと黄金の街プラハ 7日間」のツアーに添乗させていただきました。
長いツアータイトルの通り、ベルリンとウィーンの両都市でジルベスター(大晦日のこと)コンサートを聴く内容で、お客様と共に華やかな年越しとなりました。
都市や主催者によって多少スケジュールが変わりますが、ジルベスターコンサートは、12/31だけの公演のところもあれば、12/29くらいから連夜行うところもあります。
世界各国への中継で有名なウィーンのニューイヤーコンサートも、同じプログラムが同じ指揮者と楽団で12/30.31の両夜にも公演されますので、
12/29のベルリン、12/31のウィーンと一度のツアーで2つのジルベスターコンサートを聴くことが出来るのです。
ウィーンのジルベスターについては、毎年ここのブログで紹介してきていますので今回はベルリンのジルベスターのお話を。
クラシックがお好きな方には、ウィーンフィルとベルリンフィルは双璧として愛され、かつてカラヤンが指揮を振ったベルリンフィルの本拠地であるフィルハーモニーは、サーカスのテントのような外観から“カラヤンサーカス”と呼ばれたりもしました。
内部はウィーン楽友協会の黄金の間と比べると、一見とてもシンプルなコンサートホールですが、音のひとつひとつがとてもクリアに聴こえました。
ベルリンからウィーンへ向かう道中は、チェコのプラハで1泊しました。
通常各都市のクリスマスマーケットは12/25,26までなのですが、ベルリンやプラハの中心部、ウィーンの一部では1/2頃までマーケットがあり、光の装飾をまとったツリーや可愛らしいクリスマス飾り、冬の屋台ならではの食べ物などが並びとても賑やか。
今年は暖冬で、例年より5~10度ほど気温が高かったのですが、プラハからウィーンへ向かう山越えのドライブでは広大な針葉樹の森に雪が降り、スノードームや、昔絵本で見たような雪景色が楽しめ、コンサート以外にも冬のヨーロッパを満喫する旅でした。
(山岸)
| 固定リンク
「西欧・南欧情報」カテゴリの記事
- 素朴なシチリアを知る。名画の舞台チェファルーへ(2017.12.22)
- モナ・リザだけじゃない、ヴィンチ村のレオナルドさん(2017.12.20)
- バスクといえば美食だけ?(スペイン)(2017.12.14)
- トリュフ市は大賑わい!美食のピエモンテ州への旅(イタリア/トリノ)(2017.12.12)
- モンタルチーノでつぐみ祭!(イタリア)(2017.12.01)
「世界の芸術情報」カテゴリの記事
- ベルリンフィル・ジルベスターコンサートで締めくくった2016年(2017.01.25)
- ウィーンフィルニューイヤーコンサートで幕を開けた2017年(2017.01.26)
- 音楽の都ウィーンの舞台で「第九」を歌う(オーストリア)(2017.04.12)
- 必見!ブレゲンツ湖上オペラのバックステージツアー(オーストリア)(2016.09.01)
- デベソで万歳! 奥トスカーナの古寺巡礼(2015.12.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント