“微笑みの国”の偉大な父(ユーラシア旅行社で行くタイ旅行)
今回の旅は北部から始まり、ゴールデントライアングルと呼ばれるタイ・ラオス・ミャンマーの国境まで行きました。そして首が長いほど美人と呼ばれている金色の首輪を首につけたパドゥン族など、独特な衣装を身にまとった様々な山岳少数民族の村を訪ね、村人たちの生活を覗くことが出来ました。また、象に乗ったり、メコン川をクルーズで渡ったり、毎日がアドベンチャー。素晴らしい体験が出来ました。
旅の後半はイサーン地方と呼ばれる東北部に向かい、12世紀ごろに建てられたクメール遺跡を訪れました。カンボジアのアンコールと一直線に続くと言われているピマイ遺跡とスコータイ遺跡。建築様式はまさにアンコールワットそのものでした。
今回の旅行中特に驚いたのは、タイの人々の国王に対する尊敬心です。彼らにとって国王はまさに“国民の父”。彼は、国民のために王室所有地を開放して農地の提供するなど、地方発展のために自ら足を運び国民目線で、国民と一緒にタイを発展させてきました。
他にも政治面などでも様々な実績があり、絶大な信頼を得ているのも納得です。普段から街には至る所に金色の枠に囲まれた大きな国王の肖像画が掲げられています。肖像画の写真は若いころから最近のものまで場所によって様々です。
そして私たちが訪れた12月5日はタイの国王プミボン国王(ラーマ9世)の86歳の誕生日でした。誕生日になると一週間以上前から街一帯が祝賀ムードに染まります。王宮前広場で大祝典が行われ、官公庁や大企業の前には大きな肖像画が掲げられ、大通りはイルミネーションで飾られます。夜になると花火が上がり、お祭り騒ぎです。普段見られないタイをたっぷり体験することができました。(中嶌)
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