【共通テーマデー】春の訪れを感じる風景(ユーラシア旅行社で行くイランツアー)
砂漠のイメージが強いイランですが、日本と同じく四季があり、暖かくなって、花も咲き始めるこの時期のお正月は、まさに新春を祝う意味もあります。
イラン歴の新年ノウルーズは、インドから中央アジアにまで広がっており、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
この時期にイランを訪れると、頭文字が「S」で始まる7つのもの(ハフト・スィーン)を使った新年のお飾りをホテルのロビーなどで目にしたり、また、会社や学校もお休みになるので、観光地は国内客でも大変賑わいます。
アケメネス朝ペルシャの遺跡ペルセポリスはもちろん、普段は広々としたイスファハンのイマーム広場でも、芝生に家族がシートを敷いてピクニックを楽しんだりしています。
普段は目にすることのできないイランの人の生活文化を垣間見ることができます。
ローズモスクと呼ばれる薔薇模様のタイルを多用したモスクや、薔薇柄のスカーフを身に着ける風習のあるアブヤーネ村など、イランの人々にとって密接な関係のある花です。
日本がちょうどゴールデンウィークを迎える4月下旬頃から5月にかけて、例年薔薇の花が満開の時期を迎えます。
砂漠の印象が強いイランですが、国内には世界遺産にも登録された噴水と花で溢れた美しいペルシャ式庭園が点在しており、中でもシラーズのエラムガーデンは薔薇で有名です。
ノウルーズからゴールデンウィークにかけては、イランが最も華やぐ季節といっても良いでしょう。(大木)
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