2014年2月20日 (木)

モロッコでの「お・も・て・な・し」(ユーラシア旅行社で行くモロッコツアー)

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先日、「モロッコ周遊とアラビアの世界 12日間」から帰国致しました。
このツアーはモロッコを周遊するだけでなく、UAE(アラブ首長国連邦)の首都、アブダビでの乗り継ぎ時間を利用して
アブダビとアブダビ近郊にあるドバイの観光もしてしまうツアーです。

現在、ソチオリンピックが開催されておりますが、日本人選手の方々の活躍に皆様寝不足の方も多いはず。
昨年の東京オリンピック招致の際に選考委員の方々の心を打ったと言われる「おもてなし」という言葉。
今回はモロッコで受けた「おもてなし」についてご紹介いたします。

まず、モロッコの家庭でお客様をもてなす時に必ず出されるのがミントティー。
モロッコに住む人々は朝、午前10時、昼、午後5時、夜と1日最低でも5回、多い時では1日20杯近くも飲む人もいる程、皆ミントティーが大好き。
これは、ミントティーに使われる緑茶の世界一の輸入国がモロッコであるという数字にも現れています。
モロッコではミントティーをいれるのは家の主人である男性の役目。おもてなしをするために必ず客が見ている前で行われます。
日本茶や紅茶等とは異なり、泡が立つように高いところから注がれるのがモロッコのミントティーの特徴。
こうすることで、泡を立てて空気に触れることで味が洗練されるのだとか。
今回のツアーでも訪問させていただいたベルベル人の民家でもミントティーをご馳走していただきましたが、
熱々の緑茶にミントを入れ、ミントを潰して飲むと飲み終わった後に口に広がる爽快感は疲れた体を癒してくれました。

モロッコにおいて、ミントティーと共にお客様をもてなす際に出される食べ物がもう1つ。それが、なつめやしです。
なつめやしは中東のような乾燥している地域でも育ち、かつ長期保存ができる栄養価が高い果実として普段の食卓に並ぶのはもちろん、
ラマダン明けにも良く食べられる中東では重宝される食べ物です。
また、果実だけでなく、枝は薪や建物の骨組み、葉は土と一緒に混ぜて壁の材料と残すところがなく、
モロッコでも「オアシスがあるところにはなつめやしあり」と呼ばれる程、多くの地域で大切に栽培されております。
そのような、大切な食べ物であるからこそ、古くからなつめやしを出してお客様をおもてなししてきました。
現在の国王、ムハンマド6世も国賓が来た時には空港で大量のなつめやしを出して国賓たちをもてなすそう。
万が一、切らせてしまっていると恥ずかしいことと考えられるほど、なつめやしはお客様をもてなす際の必需品として考えられています。

さらに、私達が訪れた2月上旬はカスバ街道に咲き誇ったアーモンドの花も私達をもてなしてくれました。
旧約聖書の「創世記」には乳香、蜜、香料などと共に贈り物にしたとの記述もあるアーモンド。
食用とされる果実の部分のイメージが強い木ですが、
バラ科のサクラ属に属するアーモンドの花は桜のように少しピンク色が混ざる白色の花を咲かせます。
開花時期は桜とは異なり1月の下旬から2月の上旬ですので、花見には少し寒いですが、
雪の残るアトラス山脈の麓を背景に見るアーモンドの花はまるで絵画の世界に飛び込んだような感覚を
覚えるほど。
モロッコを象徴する風景と食べ物に日本の「おもてなし」には負けない程のおもてなしを受けたツアーでした。(三浦)

>>>ユーラシア旅行社で行くモロッコの魅力はこちら

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