ボートで満喫!ラオスの大自然(ユーラシア旅行社で行くラオスツアー)
この度、ユーラシア旅行社の「ラオス大周遊」より帰国しました。
ラオスは東南アジアでは唯一の内陸国です。中国、ベトナム、タイ、カンボジア、ミャンマーと国境を接していて、地図で見るとヤシの木のような形をしています。カンボジアのアンコールワットやベトナムハロン湾など、周辺国には人気観光地がありますが、情報の少ないラオスに対しては「何があるの?」という声がまだまだ多いようです。
クメール時代、ヒンズー寺院として山の山腹に建てられたワット・プーの遺跡。首都ビエンチャンに建てられた光り輝くラオス最大の仏塔タートルアン。謎の石壺が並ぶ巨石文化の遺跡ジャール平原。ここ数年ヨーロッパからのバックパッカーに人気の古都ルアンプラバン。などなど、皆様に見て頂きたいラオスの魅力は他にも沢山あります。
ラオスを初めて訪れた方の感想では、「ラオスがこんなに自然豊かだとは知らなかった!」や「母なる大河・メコンの恵みを感じた」、「大自然を堪能できた」など、ラオスの自然に感動した方が多いようです。
私のお勧めは“ラオスの桂林”と称される景勝地「バンビエン」です。バンビエンは首都ビエンチャンから車で約4時間。今回のツアーでは夕方、暗くなった頃ホテルに着いたので、お客様がその美しさを知るのは翌朝でした。宿泊ホテルの朝食会場は、美しいナムソン川の流れと桂林のような岩山の景色が見える場所。早速、「こんなに綺麗な場所だったのねぇ~」と喜びの声があがっていました。
朝食後、近くの船着き場から、2人乗りのボートに乗ってナムソン川クルーズスタート!朝のバンビエンはちょっと涼しいですが、ウィンドブレーカーを着ていれば大丈夫。冷たい風が頬にあたって気持ちがいいです。自転車で走るくらいのスピードなので怖くはありませんが、船底が岩に当たるかどうかのギリギリのところ、船頭さんが水量や流れを見ながら進んでゆくので迫力があります。
ナムソン川のほとりにはいくつかの宿や民家があるので、牛の世話をしている少年や、洗濯をしている地元のおばさんなど、人々の朝の活動が垣間見られて楽しいです。
途中、流れが遅くて浅い所を通った時に、竹で作った椅子が川に設置されているのが見えました。昼の暑い時間帯に足だけつけて読書をしたり瞑想したり、のんびり過ごす場所らしいです。ここも異文化を体験したい外国人観光客、特にヨーロッパからのバックパッカーに人気のスポットです。
ラオスの国土の60%は森。そこに流れるメコン川。仏教国なのでお寺巡りと思いがちですが、実は自然豊かで、ボートクルーズや滝見学なども楽しめる国です。
シーパードン地方の滝巡りやルアンプラバン郊外のクアンシーの滝など、同じメコン川の滝でも見る場所によって違う姿を見るのも楽しかったです。(関根)
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