2014年3月20日 (木)

力強い歌声に魅せられて~リオのカーニバル本選~(ユーラシア旅行社で行くブラジルツアー)

ユーラシア旅行社の2月25日発「カタール航空で行く リオのカーニバル本選と大瀑布イグアスの滝9日間」の添乗に行って参りました。ブラジルまでの経路としてはアメリカ周りが一般的ですが、今回は中東カタールを経由して行きました。空の5つ星とも言われる航空会社だけあり、お食事や機内エンターテイメントなどのサービスが充実しており、空の長旅でしたが、さほど苦に感じなかったのが印象的で、個人的には西回りは快適でした。

さて、この旅のメインはリオデジャネイロで催されるサンバカーニバル。観る前のイメージと実際観ての相違というものはあるのだろうかと思いながら、今回のカーニバルを楽しみに行ってみました。
まずはこのサンバカーニバルの起源は、イースターまでの禁欲生活期間前に開放的に騒いでしまおう!という謝肉祭からきています。それが長い歳月を経て、豪華な衣装を纏い、壮大で凝った細工の山車を造ってしまうに至るまでに発展。ただ豪快に皆で踊り、騒ぐだけかと思っていましたが、このサンバカーニバルは熱い闘いの場でもあったのです。日本サッカーにJ1、J2とあるようにサンバチームにも1部、2部とあり各部12チームで構成。今回のツアーで観に行った本選とは、1部に所属する12チームが6チームごとに分かれて2日間にかけ、1年間練習してきたサンバを披露し、そこでチャンピオンが決められ、さらに最下位である12位のチームは2部に降格してしまうという各チームの名誉をかけた“勝負”の場でもあったのです。

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チームに所属する人々は、サンバを生業にしているとでもない一般の人々。前回のカーニバルが終わってからすぐに次回のカーニバルに向けての準備が始まると言われ、毎週末欠かさず練習した人しかパレードには出られないというほど、カーニバルに向けての情熱を持った人たちだけが参戦しているのです。このカーニバルはただ楽しく騒ぐだけの要素ではなく、カーニバル出場者の情熱と闘志、努力が含まれていたのです。またその情熱をもった出場者の人数も実際目の当たりにして衝撃を受けたものです。1チームに所属する人数は、なんと約2000~3000人!これだけの人数がチームとして一丸となるのですから、その圧倒される光景も普通に生活をしていたら見られるものではないですし、なにより彼らの気迫を会場で感じられたのは貴重な体験でした。チーム構成には様々なパート(旗手・打楽器隊など)がありますが、私が特に印象的で感動したのは、プシャドール・デ・サンバという各チームのテーマ曲を歌う歌手の存在でした。

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各チームは、テーマを持ち、それを演出・表現する山車や衣装、そして音楽を作ります。パレード中に音楽と共にスピーカーから流れる歌声は、録音したものではなく、なんと生歌なのです!パレードは約60~80分間ですが、その間、歌手の人たちは衰えることのない声量で歌い続けました。後日、このときのカーニバルで観たチームのテーマ曲が収録されたCDを聴いたのですが、会場で実際聞いた歌の方が断然よく、とにかく歌に力強さがこもっていたし、盛り上がりの場では強弱をつけて歌われていたのだというのもわかりました。華やかな衣装を纏った踊り子さんも美しく目を引きますが、彼らの声量あって、サンバの踊りも山車の華やかさ、テーマ、チームの特徴を浮かび上がらせ、盛り上げている彼らの姿をパレードの中で見かけたとき自然と力強い拍手を送ってしまったものです。
夜21時から翌朝5時半まで続くカーニバル。途中で飽きるかな、疲れるかなと思いましたが、1チームが終われば次のチームはどんな内容で、どのように表現するのだろうとわくわくして時間はあっという間に過ぎていきました。最後の6チーム目が終え、充足感と達成感を抱いて朝を迎え明るくなってきた空も忘れられない景色となりました。

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