優雅なクルーズで世界の果ての南極へ(ユーラシア旅行社で行く南極クルーズ)
先日、ユーラシア旅行社の「世界の果ての絶景を見る!南極クルーズとフォークランド諸島」のツアーより帰国しました。今回は、大型客船でのんびりとクルーズライフを楽しみながら、地球最後の秘境ともいわれる南極の氷の世界と辺境の島フォークランドを訪ねるのが目的。果たして南極はどんな世界なのか、色々と想像しながら南米アルゼンチンのブエノスアイレスを出港することとなりました。
航海5日目、世界最南端の都市と言われるウシュアイアを出港した客船は一路ドレーク海峡へ。魔の海峡と言われ、荒れる海に不安を感じるところですが、今回は9万トンの客船でしたので揺れ知らず。ちょっと拍子抜けしてしまい、「土産話にするにはもう少し揺れてもらわないと困るのにねぇ」などと思ってしまうほど。船内でのんびりしたり、催し物をのぞいたりしながらの南極への船旅は、なんとも快適でした。
航海7日目、いよいよ船の前方に南極の氷が見えてくると、船内は慌ただしくなり、乗客もそわそわうろうろ。ラウンジの先頭の場所を確保し、迫りくる氷と島を眺める時間はあっという間に過ぎていきます。そして船は南極半島の美しい港・パラダイス湾へ。船長の気転で舳先のヘリポートが解放され、眼前に迫る南極半島の氷と雪山を思う存分楽しむことができました。
今回のクルーズはフォークランドへも寄港。一般的なツアーではあまり訪れる機会がなく、クルーズだからこそ可能な訪問地と言えます。上陸すると桟橋ではアザラシがお出迎え。小さいながらも英国文化の影響を受けた町は、庭が美しく手入れされており、プチ・イングリッシュガーデンのよう。ペンギンの営巣地がいくつもあることでも知られ、ジェンツーペンギンの営巣地を訪問。ペンギン達の一挙手一投足は何とも愛らしく、人間を恐れずにトコトコ近づいてくる様子にはその場に居た全員が虜に。ちょっと挙動不審な様子も見ていて飽きませんでした。
町の郵便局で購入した切手もペンギン柄、パスポートに押されたスタンプもペンギン柄!何よりの思い出となったことは言うまでもありません。
船の上からでも十分に楽しめた南極の風景ですが、次回再訪の機会があれば是非上陸して南極を足で感じたいなぁと思わずにはいられませんでした。(江間)
ユーラシア旅行社の南極ツアーはこちら
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