2014年4月24日 (木)

ボク、こんな体になりました!! (ユーラシア旅行社で行くコスタリカのツアー)

先日、ユーラシア旅行社の「コスタリカ物語 15日間」のツアーより帰国しました。

コスタリカの主役と言えば、何と言っても幻の鳥ケツァル。
ケツァルはメキシコ南部からパナマにかけて生息しており、中米グアテマラの国鳥ともなっています。現在は各国で生息数が激減しており、ケツァルを見られる確率が最も高いのは、コスタリカです。背と長い尾はエメラルドグリーン、お腹は真紅の羽で覆われ、嘴は太陽のように明るい黄色。全体的な美しさと端正な顔立ちは他の鳥には見られない、貴族的な気品が漂います。

また、火山国コスタリカならではの天然温泉もあります。内陸のグアナカステ山中にあるタバコン温泉リゾートは近年人気急上昇中。鬱蒼としたジャングルの中を流れる渓流自体が39℃のあったか温泉になっていて、流れる露天温泉を楽しめる世界屈指の天然温泉です。

さて、ケツァルや温泉リゾート以外、コスタリカでは何を見るのでしょうか?

コスタリカの熱帯雨林は一歩分け入り、じっと目を凝らすと実に多様な動植物が押し合いへし合い、日々を必死に生きているのを垣間見ることができます。
コスタリカには、
間近で「生存競争の森」を観察する楽しさがあります。


例えば、森を優雅にヒラヒラ飛ぶ蝶。
羽が透明に進化した蝶 このコスタリカには、何と羽が透明になってしまった蝶がいます。
天敵に襲われないようにする為に、自ら進化したのです。実際には、羽が透けて背後にある葉の緑色に同化しているように見えます。これでは鳥も見逃してしまいます。
また、コバルトブルーの羽が美しいモルフォ蝶は腐って発酵した果実が大好き。アルコール発酵した果実を吸い、右へ左へと予測できないフラフラな酔っ払い飛行をすることで鳥の攻撃を避けることができます。

矢毒ガエル(別名ブルージーンズ)

また枯葉の中に見え隠れする、小さなカエルたちも生きるために必死です。
緑色の迷彩色を捨て、あえて森の中で目立つ強烈なオレンジ色の体で、「俺は食えないんだぞ。」と毒をアピールする矢毒カエル。更に変わったところでは、ガラスガエルもいます。内臓が丸見えで、緑の葉っぱの上に乗っているのに、姿が見えない、透明な体。よくよく葉っぱの上に乗っかっている姿を見ると、まるでゼラチンのようです。

一方では、植物たちの生存競争も激烈です。絞め殺しの木

コスタリカには、300種の樹木と1000種以上の数えきれない植物種が生きています。
植物といえども、森の中でウカウカしている生命源の光を奪われ、生きていけなくなります。いかに生命の源である陽光を確保するかが、彼らにとっての死活問題です。
ケツァルが生息するモンテベルデの森には、他の樹木に取り付き、巻き付いて最終的には絞め殺してしまう、「絞め殺しの木」と呼ばれる、イチジク科の恐ろしい木があります。また、陽光を求めて大きな葉をパラボラアンテナのように回転させて、太陽光を取り込むマランタシア。植物はどのようにして動くのでしょうか。

葉に穴のあいたモンテスラ

更に最近日本でも人気が出てきている観葉植物モンテスラ。この大きな葉は穴だらけなのですが、この何気ない穴にも生きてゆく為の目的があります。まず、天敵の虫。虫に食べられないように穴のあいた葉にすることによって、虫たちは既に食われた後と勘違いして寄ってきません。更に穴から下の葉に陽光を分け与えることもできます。

他にも身の危険を感じると、尻尾でバランスを取って水面を走るトカゲのバシリスク、葉切りアリはせっせと大きな葉を巣穴に運び、葉をかみ砕いて巣の中でキノコを栽培する農耕アリもいます。


危機が迫ると水面を走るバシリスクほんの一部紹介しただけですが、コスタリカの熱帯ジャングルで生き残ってゆく熾烈な生存競争を感じて頂けたと思います。
アフリカの野生動物のように迫力ある生存競争ではありませんが、コスタリカの旅を楽しむ秘訣は、熱帯雨林の中で小さな動植物を探して、じっくり観察することです。(上田)

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