2014年4月18日 (金)

2つの表情を持つキプロスへ!(ユーラシア旅行社で行くキプロスツアー)

キプロスツアー、キプロス旅行 先日、「南北キプロス島を極める 8日間」より帰国しました。
この時期のキプロスは、各観光地にて野花が綺麗に見られました。特にトロードス地方の世界遺産、壁画聖堂のパナギア・トゥ・ポディトゥ聖堂は、野花に囲まれ、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだような気分になりました。
キプロス島は、国連が管理する緩衝地帯「グリーンライン」を境に南と北に分かれています。「グリーンライン」はヨーロッパの国境と同様、塀や壁で分けられているわけではありません。また、なぜ「グリーンライン」という名前かと言うと、「グリーン」は平和と希望を表す色と言われているため、将来、南北に住む人々が、同じところで共に暮らす事が出来るようにという願いが込められているそうです。今現在はいくつかゲートがあり、北と南を行き来する事が可能ですが、つい最近の2003年までは、このように南北を行き来することはできませんでした。
南はギリシャ系の人々がほとんどのため、正教会の聖堂等が見られますが、北はトルコ系の住人がほとんどで、元々ギリシャ系の人々が住んでいた地域に暮らしているため、ミナレットがついている教会等やモスクが見られます。
キプロスツアー、キプロス旅行 南北に分けられている都市、ニコシアでは、早朝、ミナレットからお祈りの時間を知らせるアザーンが聞こえたと思うと、逆の方向から教会の鐘の音が聞こえます。
今では、南北の行き来が可能になり、北には誰も住んでいないゴーストタウンも見られますが、ツアーで訪れた都市では、人々が平和に暮らしている姿が見られました。それでも、南北が対立してきた歴史は、キプロスの人々の心の中に根強く残っているように感じられました。
ニコシアのビザンチン美術館には、150展近くイコンが展示されています。その中では、北側にあった教会からトルコ兵達に奪われ、外国で売られそうになったところを、南の人々が買い取り、この美術館に寄付されたイコンや、南北の内戦が起きた直後に、南側の人々が持ち出して来たイコン等もあります。イコンは正教会の信徒達には、信仰の対象であるため、異教徒達の手に渡るのは耐え難かったのでしょう。彼らの信仰深さには感心させられました。
キプロスは、ギリシャ神話の愛と美の女神、アフロディーテの生誕の地と言われています。その美の女神が生まれたという事が納得できるほど美しい国です。特にビーチは、一日中過ごしたくなるほどの美しさでした。
こんなに美しい国なので、人々の願いのように、「グリーンライン」がなくなる日がきっと来るのだろうと思いながら、キプロスの地を後にしました。 (松本)

|

ユーラシア旅行社の中近東・北アフリカ情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。