ポーランドの七五三「聖体拝受」(ユーラシア旅行社で行くポーランドツアー)
先日、「華麗なるポーランド巡礼紀行 9日間」より帰国しました。
毎年5~6月のポーランドというと、日本の七五三にあたる「聖体拝受」の儀式を行う子供たちの姿を教会で多く見かけます。ポーランドは人口の約9割がカトリックで、前ローマ法王のヨハネ・パウロ2世を輩出している国なだけに、ヤスナグラ僧院や、カルバリア修道院のような有名な場所へ行くと、跪いて歩く敬虔な信者や、病気治癒を祈りに来る人々、そして儀式を受けにくる人々で大変な混雑です。ポーランドでは、一般的に生後3~4ヶ月で洗礼を受け、7~8歳で聖体拝受の儀式を受けて、正式なカトリック教徒になります。
この「聖体拝受」は、地元の教会で行った後に、ヤスナグラ僧院のような聖地へ行ってもう一度儀式を受ける人が多くいます。プレゼントされた真っ白な衣装を着た子供たちが、お母さんに連れられて教会を訪れ、司祭からパンかウエハースが子供の口にひとかけらずつ入れられます。このパンは、キリストの聖体のシンボルで、それを口にふくむので、「聖体拝受」と言います。キャッキャと嬉しそうに教会内を歩き回る子供たちには、思わず目を細めてしまいました。(飯岡)
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