2014年6月18日 (水)

澄んだ宝石「琥珀」の産地・リトアニア(ユーラシア旅行社で行く、バルト三国ツアー)

先日、ユーラシア旅行社の「バルト三国を極める旅13日間」のツアーより帰国致しました。

さて、早速ではございますが、みなさんは、琥珀の産地がどこかご存じですか?

琥珀の埋蔵量は少なく、採れる地域も限定されています。その中でも琥珀の産地として世界的にも一番有名なのが、「バルト海沿岸」になります。ヨーロッパに出回っている琥珀の多くは、この「バルト海沿岸」で産出されたものだそうです。

リトアニアの特産品として、古くからあるのが琥珀。琥珀に関する歴史や伝説が多く残されています。琥珀製品も比較的安く買うことができるので、お土産としても人気です。

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リトアニアは“バルト三国”のうちの一つで、人口約337万人で、デンマークよりも小さな国です。リトアニアは、1990年にソビエト連邦からの独立回復を宣言しました。ちなみに、リトアニアのクライペーダ市は、岩手県の久慈市と姉妹都市になっていますが、これも琥珀つながり。久慈市は、古来より琥珀の産地として、日本国内でも唯一、琥珀博物館がある町です。

古代ヨーロッパで「アンバー・ルート(琥珀の道)」が栄えていた時期、バルト海沿岸地方産の琥珀は、その美しさから“北方の金”とも呼ばれ、金と同重量の琥珀とが交換されていました。特に透明で赤色を帯びた琥珀では、この細工物1個と健康な奴隷1人が交換されたとのこと。琥珀は、贅沢な装飾品のほかに、安産のお守りや、病・厄除けとしても貴婦人や子供達が身に着けました。また、塗料をはじめ、神経痛やリューマチなど多くの病気の妙薬としても用いられ、現在のリトアニアでもそのような用途で使用される、身近なものとなっています。

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今回のツアーでも、リトアニアの首都ヴィリニュス旧市街での自由時間中に、ご希望の方々と琥珀博物館に訪れました。バルト海でとれる琥珀の色は、乳黄色・白色が多いそうです。また、琥珀の中に虫の化石が入り込んだものなど、大変希少なものも展示されており、皆さんも興味津々。日本よりもずっと安いので、旅の記念に、またはお嬢さまやお孫さまへのお土産として購入されている方もいらっしゃいました。

英語で琥珀を「アンバール」と言いますが、古代アラビア語の「アンバール(海に漂うもの)」に派生したと考えられます。これは、琥珀が嵐のあと海から打ち上げられた宝石であったことに由来するそうです。時間と自然が作り出した、まさに澄んだ宝石でした!(飯野)

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