沿岸急行船でノルウェーのフィヨルドクルーズを満喫 (ユーラシア旅行社で行く北欧ツアー)
ユーラシア旅行社で行く5月12日限定出発「北欧のフィヨルドを優雅に巡る旅10日
間」の添乗に行って参りました。
南北に細長く、入り組んだフィヨルドの美しい国としてしられるノルウェー。ロシア国境近くのキルケネスからハンザ商人の港町としてしられるベルゲンまで約2400KMを片道5泊で結ぶ沿岸急行船に乗船するという企画です。この定期船は「世界で最も美しい船旅」と謳われ、世界の人々から人気を集めている航路。
大きな汽笛と共に真冬の寒さのキルケネ港を定刻に出発しました。船内は2階部分のパノラマラウンジやサウナ、またデッキにはジャグジーもついており、寒風が吹き付ける中フィ
ヨルドを見ながら楽しむ西洋人の姿も。
両側に崖が迫ったトロルフィヨルドやラフラスンデ海峡、白夜に浮かぶ雪をかぶった雪山の風景はとても美しく見飽きることがありません。食事についても北欧の海の幸をふんだんに使った料理でとても好評でした。 船内でも、捕れたての新鮮なエビがふるまわれたり、北極圏を抜ける際は記念のセレモニーがあったりと楽しい企画があります。また、今回は「ノルウェーの憲法記念日」にもあたり、その日の寄港地では、伝統的衣装を着た男女が町に繰り出し、旗をもって素朴なパレードを楽しんでいました。
寄港地では観光も用意されご希望に応じて参加することができます。今回は、ヨーロッパ最北端ノールカップや、海上アルプスのような山々と干されている鱈の風景が印象的なロフォーテン諸島、真夜中の北極教会でのコンサートツアーに参加。
海だけでなく、歴史やその土地の文化も知ることができ満足度が高まります。
航路も特別ですが、今回の旅の醍醐味は真冬の北極圏から初夏のベルゲンへ季節の移り変わりを感じられたことです。北では気温零下の一面の銀世界で、航海中は一日の中に晴れや雨、雪の時間がありました。南下するにつれて気温も上昇し、太陽が出る時間も長くなります。 また、残雪も次第に小さくなり緑が増えます。 そして到着したベルゲンでは、色とりどりのチューップや白のライラック、黄色いレンギョウ、市の花シャクナゲなどが咲き、20度近い気温で春と初夏が一気に訪れたような光景に暖かい季節の歓びを感じました。(加藤)
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