2014年7月 8日 (火)

モンゴルの移動式住居「ゲル」(ユーラシア旅行社で行くモンゴルツアー)

先日、ユーラシア旅行社で行く「モンゴル紀行 8日間」のツアーより帰国致しました。モンゴルと言えば、ほとんどの方が360度見渡す限り大草原、と想像される方も多いと思います。実際はと申しますと、首都ウランバートルはここ数年近代化の波が押し寄せてきており、有名ブランド店が入っているショッピングモールなど続々と完成しており、高層マンションも郊外へと延びてきております。ただ、ウランバートルから車で移動して1時間も経たないうちに、先述の大草原が広がり、そこには羊、ヤギ、馬などの家畜が放牧されている様子も見ることができます。そしてモンゴル、大草原と言って忘れてはならないのが、移動式住居「ゲル」であります。このゲルはチンギス・ハーンの時代からずっと変わっておらず、季節ごとに移動して家畜を放牧させるため、このような形式になっております。組み立て及び解体も容易で、組み立てに至っては大人3人で1時間~1時間半あれば完了できるそうです。ちなみに釘は1本も使われておりません。なおゲルの引っ越しは、通常ラクダに運ばせていますが、最近では車で運ぶ家庭もあるそうです。

ツーリストキャンプのゲル

私たちは2か所(南ゴビとブルド)のツーリストキャンプにてゲルで宿泊しました(ツーリストキャンプとは、草原の中に作られた旅行者の休憩・宿泊用の施設のことです)。中は至って質素で、ベッドが3~4つあり、天井から電球が1つだけぶら下がっており、また部屋の真ん中には煙突つきストーブが置かれております(ちなみにこの時期でも朝晩は冷え込むため、このストーブが大変重宝しました)。トイレやシャワーは当然ゲルの中にはありませんので、別棟に設置されています。

ゲル組み立て①

そして今回ブルドのツーリストキャンプにて、ゲルの組み立てを体験することができました。ただすでに壁材(格子状の組み木)はセッティングされていたのでそこからスタートです。まずは2つの柱と天窓を設置しますが、これは必ずそのゲルの主がやらなければなりません。次に壁材と天窓を支えるために梁をつけていきます(針は通常88本ですが、ゲルの大きさにより前後します)。続いて、屋根の部分を布で覆い、その上に羊の毛でできたフェルトをかけ、更に壁も布で覆います。その後屋根から雨除け、更にその上から白い布をかぶせ、壁を紐で固定し、最後に壁の下に布で覆い完成。途中からということもありかかった時間は30分程度でした。

ゲル組み立て②

さてこのゲル、実際に購入するといくら位になるのか聞いたところ、約20万円程度とのことです。実際に欧米からの観光客で購入される方もいらっしゃるそうです。私もお金と土地さえあれば買ってみようかな・・・と思いましたが、日本の気候だといろいろと大変なので思いとどまりました。もしご興味のある方、「別荘」に1ついかがでしょうか?(斉藤信)

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