2014年7月 4日 (金)

不思議な霊力漂う山中のデルフィを歩く(ユーラシア旅行社で行くギリシャツアー)

先日、ユーラシア旅行社のギリシャのツアーより帰国しました。

今、初夏のギリシャは毎日のようにすがすがしい青空が広がっています。


バスの車窓からは、特産のオリーブ畑が広がり、風にひるがえるオリーブの葉が銀色に輝いています。

町を歩けばたわわに実ったオレンジの街路樹が連なり、
青空と真っ白な大理石のコントラストが美しい神殿や、白壁の家々が連なるエーゲ海の島々、そして夕暮れ時になるとオレンジ色の夕陽がエーゲ海に沈んでゆきます。
昔からずっと変わっていないようなギリシャの美しい自然の景観。
初夏のギリシャの雰囲気をいたるところで感じることができました。


実は、日々変わらないのは、自然の営みだけではなく、発展発達しているように見える
人間でさえ、古今東西、思考や行動も古代から大きく変わっていないのかも、
と思うことがありました。

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今回のツアーでは、ギリシャ本土の山中深くに佇むデルフィ遺跡に行ってきました。

デルフィは背後は切り立った岸壁がそそり立ち、鬱蒼と茂ったオリーブの深い森に覆われた深い谷を見渡す山の斜面にあります。
二千年以上経った今日でも不思議な霊感漂うような雰囲気です。


デルフィは予言予知の力があるとされるアポロン神の聖地として、世界に名を轟かせていました。古来より神託を受けに多くの人々が、大小さまざまな悩みを抱えて、遠路はるばるこの地を訪れています。
あの有名なアレクサンダー大王も東方へ遠征する前にこのデルフィを訪れています。


アポロン神殿の床には地盤の裂け目があり、神殿内の巫女はこの地中から湧き上がってくる霊気を吸いこんで神がかり状態になります。
巫女は奇声を発し、傍に遣えていた神官が神託を詩の形式にして参拝者に授けるのです。



予言が当たるかどうかはともかく、デルフィの巫女は各地から訪れる参拝者からの情報を持っていて、それをもとに神託を授けることができました。
また、現代でいうと心理カウンセラー的な面もあったかも知れません。

当然ながら、古代ギリシャは日本との交流は全くありませんでしたが、東北地方の口寄せイタコとそっくり。


人間の周辺環境が古代と比べて激変した現代でも、青森の恐山のイタコの口寄せは活躍しているし、占いや心理カウンセラーも引っ張りだこです。
もう既に自分の腹の中は決まっているけれども、最後は誰かに背中を押して欲しいのでしょうか。

人種や時代は異なっても、
人類が大発展しても、
人間の思考や行動はあまり変わらないのかも知れません。(上田)

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コメント

明るく元気いっぱい、そして博学・・
おかげさまで楽しく思い出深い旅となりました。
ありがとうございました。

10月、友人が同じコースを申し込んでいます。
上田さんの添乗にならないかしら、、、と言ってます。

投稿: イトウ | 2014年7月 4日 (金) 15時03分

イトウ様
添乗中の上田に代わり、ご返信させて頂きます。
この度はご参加賜りまして誠にありがとうございました。ツアーにご満足頂けたようで何よりでございます。
ご友人様の10月のツアーもご満足頂けるよう社員一同精一杯頑張らせて頂きます!

投稿: 尾崎純 | 2014年7月 4日 (金) 17時04分

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