2014年8月13日 (水)

浮島に暮らすチチカカ湖の人々(ユーラシア旅行社で行くペルーツアー)

先日、ユーラシア旅行社の「ペルー、マチュピチュ・ナスカ・チチカカ湖と聖なる谷 10日間」より帰国しました。
ペルーの有名な観光地ばかりを巡るツアーですが、そのうちのチチカカ湖はボリビアとの国境付近に位置するため、少々アクセスの不便な所にある観光地というイメージがあるかもしれません。
マチュピチュもチチカカ湖も両方訪れるならば、マチュピチュから一旦クスコへ戻り、そしてクスコから陸路で約390kmを走ってチチカカ湖へ向かうことになります。
長い移動ではありますが、道中には小さいながらも魅力的な町々や名所が点在しています。
巨大な丸いパンが名物の町、クイ料理の店が並ぶ町、屋根瓦の素焼き工房、インカ時代の関所、標高4335mのララヤ峠等です。
ペルーツアー
そうして辿り着くチチカカ湖は、標高3800mに位置し、琵琶湖の約12倍もの大きさを誇り、ペルーとボリビアの2ヶ国にまたがって広がっています。
ペルー側のプーノという町の周辺には、トトラ葦で作られた浮島が約60もあり、今でもそこで生活をしている人々が大勢います。
プーノからボートに乗り、湖上の運河をおよそ30分も走ると、そのトトラ葦の浮島の数々がいくつも視界に飛び込んでくるようになります。
メインの島には住人にとって必要な機関が揃っています。
小学校(中学校以降は本土の学校へ通うようになります)、クリニック、銀行、ホテル、レストラン等。
そしてその周りに住居用の島々があり、この島々を総称して「ウロス島」と呼んでいます。
そのうちの1ヶ所に上陸すると、チチカカ湖に住むアイマラ族の言葉で、「カミサラキ?」(元気ですか?)と言われながら歓迎してくれ、同じくアイマラ語を使って「ワリキ!」(元気です)とこちらも返事をします。
島に足を踏み入れると、ズブッと少し葦にめり込む、不思議な感覚を味わいます。
トトラ葦の島の上には中央に広場のようなスペースがあり、その広場を囲むようにして、トトラ葦で作った家が4~5軒建っています。
広場にあるトトラベンチに腰かけて、チチカカ湖の全容や、いかにして浮島が造られるのかを、島の人々が作ったミニチュアを用いて教えてもらいます。
島は一度作ってしまえば、20年はもつのだそうです。
ただ、浮島が流されてしまわないように湖底に杭を打ち込んでロープでしっかりと繋いだり、トトラを何重にも交互に積み重ねたり、その苦労は計り知れないものです。
ペルーツアー
プーノ周辺は、チチカカ湖の中でも水深が浅いので、こうした作業が比較的容易な場所だと、昔の人々が発見したのでしょう。
主食になる食べ物は湖に生息する魚や鳥を獲って調理します。
そして住居内も見せてもらえるのですが、トトラ葦で隙間なく頑丈に作られており、中には厚手の織物や毛布が沢山積まれているので、夜でも暖かく過ごせそうです。
トトラボートはとても可愛らしい形をしていて、これもトトラ葦だけで作られているのですが、2階デッキに上がってもビクともしない頑丈さです。
団体客を乗せて、手漕ぎで進むので、目的地に辿り着くまではかなりの時間を要しますが、のんびりとチチカカ湖遊覧を楽しみました。(飯岡)

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