2014年9月19日 (金)

石澤良昭先生(上智大学元学長)が語る、アンコール遺跡とラオス古寺巡礼の旅(ユーラシア旅行社で行くアンコールワットツアー)

アンコールワットツアー、アンコールワット旅行
先日、ユーラシア旅行社のラオスとカンボジアツアーより帰国しました。
今回のツアーは、アンコール遺跡研究の第一人者としてご活躍される、石澤良昭先生のご案内です。
ツアー前半はラオスへ。
今回の旅の目的の一つ、ある方のお墓参りです。
町全体が世界遺産に指定され、近年注目を集めるルアンパバーンから車で走ること約30分、
山の入口には、「TOMB OF HENRI MOUHOT」と書かれた、木でできた小さな案内板がかけられていました。
矢印の指す表示に従って山の中を分け入ると、1860年にアンコール遺跡を西洋に伝えたフランス人博物学者、アンリ・ムオが眠る墓がありました。
アンコール遺跡を発見当時、ひどく感銘を受けたムオは、
「昔の人々から今日の私たちへの贈り物、このうえなく重要な、このうえなく壮大で非の打ちどころのない、この洗練された遺跡の存在を伝えたい。
瓦礫を少しずつ片づけて全体をあるがままに提示し、できるかぎりこの地方や隣の小さな国々に伝わる伝承を収集しまとめたい」
と書き連ね、カンボジアが誇るアンコール遺跡を西洋、そして世界へと広めたのでした。
しかしながら、ムオはアンコール遺跡発見の翌年に、このラオスの地で永眠。
日本にアンコール遺跡を伝え、カンボジアとの架け橋を担われてきた現代のアンリ・ムオ、石澤良昭先生と共に、私たちはムオのお墓参りをすることができました。
さて、旅の後半はカンボジアへ。
石澤先生は半世紀以上に渡り、アンコール遺跡群の調査・研究を続けてこられました。
その中で、私たちは今回、先生が団長を務められるアンコール遺跡国際調査団が、2001年に274体もの石仏を発掘した、バンテアイ・クデイ遺跡を訪れ、
そこで今なお発掘作業を続ける様子を見せていただきました。
私たちは、発掘された瓦の欠片を水洗いする作業も体験させて頂き、日本人とカンボジア人が知恵と技術を共有し、長年続けてこられた活動に触れることができました。
カンボジアが歩んできた激動の歴史とともに遺跡の研究・修復活動を続けてこられた先生のお話は、私たちの心に沁み、またこの場に戻ってきたいと感じるものでした。
ユーラシアの旅では、2003年末より始めた石澤先生同行ツアーも今回で25回目。
回を重ねるごとに増えるファンのお客様、そして先生のアンコール遺跡に対する変わらぬ深い愛情を感じ、また年末に会いましょうと、ツアーは無事終了しました。(河合)

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