2014年9月 2日 (火)

ヨーロッパで最も若い国、コソボを旅して(ユーラシア旅行社で行くコソボツアー)

 先日、ユーラシア旅行社の「コソボ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ周遊 9日間」より帰国しました。この地域は、絶大なカリスマ性をもつチトー元帥指導の下で統一された、“7つの国境、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字による1つの国家”ユーゴスラビア社会主義連邦として記憶に新しいです。しかしながら、それぞれの国の独立が進み、2008年にはコソボがヨーロッパで最も新しい国家になったのです。
 コソボというと、どうしても内戦・紛争というイメージが強く観光出来る場所があるの?と思われがちですが、実は、中世セルビア王国時代に建てられた素晴らしい教会が点在するセルビア正教建築の宝庫でもあります。なぜならコソボは、初めて南スラヴ人を統一した中世セルビア王国が築かれ、そしてオスマン帝国によって敗れたというセルビア人にとって心の拠り所となっているからです。セルビア正教会付近には、基本的にセルビア人が居住しています。セルビア人の家は屋根が4面あり、アルバニア人の家に比べると小さいのが特徴です。ただし、セルビア人居住地区といっても私たち観光客が立ち入る分には特に問題はありません。パスポート等のチェックはありますが、穏やかなものです。こういったセルビア正教会を含む観光地は、国連が指揮するKFOR(コソボ治安維持部隊)により警備されています。コソボには、まだ独自の軍事システムが存在しないのですが、いずれこの風景も変わっていくのではないでしょうか。

Photo

 そして非常に印象的だったのが、今回の旅でたくさん出会った結婚式の様子です。コソボでは、失業率が40%を超えており多くの人々がヨーロッパ各国に出稼ぎに出ています。その為ヨーロッパ全体がバカンスに入り、家族が集うことができる7~8月に挙式されるそうです。まず花嫁の家から家族や友人が車で花婿の家に行き、さらに式場まで移動します。この移動が非常に賑やか!時には20台以上の車が連なりますが、なんといってもスイスナンバーの車もあったのは驚きでした。

Dscf4169

 ガイドさんは、コソボは2つの意味で最も若い国といえると語っていました。一つは2008年に独立したばかりのまさに若い国、そしてもう一つは生産年齢人口が占める割合が最も多い国ということです。バルカン半島の奥深い歴史を思うとコソボは生まれたばかり、若者が多いということで、もしかしたら飛躍的な発展を遂げるかもしれません。これからどのような歴史を刻んでいくのか…この国も未来をずっと見守っていきたいと強く感じました。(坂田)

|

ユーラシア旅行社の中欧・東欧情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。