2014年9月26日 (金)

ナミビアで出会った日本人と、自然の芸術作品(ユーラシア旅行社で行くナミビアツアー)

ユーラシア旅行社の「ナミビア・スペシャル8日間」より帰国しました。
「ナミビアに行ってきます。」と知人に言うと、どこの国?どこにあるの?と聞き返されることが多く、まだ日本ではあまり認知されていないのかなと思いました。しかし、実はとても豊富な観光資源があるのです。
去年世界遺産に登録されたナミブ砂漠や、孤高の民族ヒンバ族、動物の宝庫エトーシャ国立公園等、多種多様な美しいもの、面白いものに出会える場所なのです。Dscn1460
今回のツアー中、現地に住んでいる日本人の女性に遭遇しました。海外青年協力隊として、現地の小学生に算数、理科、体育等を教えている方でした。出会った場所は首都ウィントフークから遠く離れたダマラランド地方に位置するコリハスという町です。
ナミビアに住んで1年になるそうですが、日本人に会うのは初めてだと感激されました。コリハスはダマラランド地方では一番大きな町ですが、私たちの泊まったロッジでは夕食後、町の中学生が1時間くらいの歌のコンサートを開いてくれるなど、観光客をとても暖かく迎えてくれる印象でした。
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このコリハスから少し離れたところには、何億年という地球の歴史の中でできた、自然の芸術作品とも呼べる景観がお楽しみ頂けます。特にお客様から好評だったのは、「パイプオルガン」と呼ばれる柱状節理でできた岩。特殊な状況下で溶岩が筒状に固まってできた地形です。小さな渓谷のようになっていて、その前に立ってみるとその名の通りまるで巨大なパイプオルガンように見えました。陽光の陰影の影響で不思議な景観に見える景色にただただ圧倒され、期待以上の大きさとスケールに、皆様何回もシャッターを切っていました。
その他にも2億8千年前の大陸移動による地殻変動と氷河期の氷河によってできた化石の森や、火山によってできた黒い山バーント山等、ダマラランド地方にはたくさんの自然が形成した芸術作品がございます。
これから観光地として注目されるであろうナミビアで、もっと多くの日本人の方に、自然の美しさや偉大さを感じて頂きたいなと感じた旅でした。(霍間)

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