秋風が心地よい、黄葉の中欧3か国を巡ってきました。(ユーラシア旅行社で行く中欧ツアー)
先日、ユーラシア旅行社の「チェコ、スロヴァキアの美都とハンガリーの大平原 10日間」の添乗より帰国致しました。出発前の天気予報より、高めの気温となった10月中旬、ハンガリーの首都ブダペストに到着。ドナウ河を望むホテルの部屋に連泊しました。お客様の部屋を確認に伺うと、部屋の窓からは、ドナウ河に架かる橋と旧市街の建物が温かい光で幻想的にライトアップされ輝いています。他のヨーロッパの都市に比べてもやはり、ブダペストの夜景は格別な美しさです。翌日はハンガリーの歴史を感じる市内の観光と、午後は自由時間でご希望の方と大聖堂やオペラ座などを見て歩きました。
想像以上に大きな規模の歴史地区が残るブダペストに名残惜しさを感じながら旅は、ハンガリーの大平原へと移動。ハンガリー人(マジャール人)の祖先は遊牧騎馬民族。高い山が無いハンガリーでは、どこまでも続く平原が本来の風景なのかと実感します。秋空の下、野外で見る馬術ショーは迫力満点!馬を犬のように手なずける等、その術一つ一つが、広大な平原で戦闘を優位に進める為のものと知り納得しました。
旅はスロヴァキアの首都、ブラチスラバに宿泊してチェコへと入りました。北海道とほぼ同じ緯度に位置しているだけあり、チェコに入ると急に車窓から見える風景も木々の色付きが豊かになってきました。特にチェスキー・クルムロフの城から望む旧市街の景色や近郊の城館は秋の風情たっぷりでした。日本もそうですが、四季のある国は同じ場所であっても季節によって異なる風景を造りだします。今年は、初夏にも訪ねた中欧三カ国。温かみのある秋色に染まった自然風景と古い街並みがマッチして、まるで別の国に来たかのようで、その魅力を再確認しました。
これから、ヨーロッパは徐々に夜の時間が長くなっていきます。その長い夜を利用して各都市ではコンサートやクリスマスの行事が目白押しのシーズンに入ります。今回は、プラハで週末に行われた光のショーを追加でご案内しました。数々の歴史的建造物に映し出される煌びやかな光は、観光客のみならず帰宅時の地元の人々も集め大変な賑わいに。季節ごとの楽しみは尽きません。(帯津)
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