メルヘンチックなグアタペと悪魔のタワー!!(ユーラシア旅行社で行くコロンビアツアー)
先日、ユーラシア旅行社の「悪魔のタワーとコロンビア絶景紀行 9日間」より帰国しました。「危なくないの?」コロンビアに行くと言うと必ずといっていい程聞かれてしまうのはこの国の持つイメージがあまりにも悪かったからでしょう。確かに今から数十年前までは「世界で一番危険な都市」に挙げられるなどゲリラ組織や麻薬密売組織の存在は世界中に知られることになっていましたが、徹底した治安対策を実地するなどの努力の甲斐もありここ10年ちょっとで目まぐるしく状況は変わり、実際現地に訪れて街を歩いていてもバスから車窓で眺めていても<怖さ>を感じる事は一切ありませんでした。今では観光にも力を入れていて、海外からのお客様だけでなくコロンビア人自身も国内旅行を楽しむ時代。週末にもなれば観光地には家族連れでいっぱいでした。
今回訪れた中で特にお勧めは、知名度はまだそれ程でもないものの恐らく今後大注目されるだろう観光地。おとぎ話の中に迷い込んでしまったかのようなカラフル&メルヘンチックな街グアタペと、その近郊にある一際目立つ巨大一枚岩、“ピエドラ・デル・ペニョール”通称悪魔のタワーです。
グアタペはコロンビアの第二の都市メデジンからバスで2時間程の緑と山に囲まれた盆地の街。昔から農業中心のこの場所では1970年代に水力発電ダムが造られた後、観光客を呼べるようにと湖の周りにレストランや小さなホテルが建てられました。街をカラフルにしたのもそういった理由もあるのだとか。しかしこれがまた本当にメルヘン♪色使いから窓枠、壁に描かれた絵など全てが可愛らしくこんな所に住んでいたらそれだけでハッピーになれそうな、そんな街でした。
また、ピエドラ・デル・ペニョールはリオ・デジャネイロのポンデアスーカルみたい!!高さ220mもの巨大一枚岩は他に高い建物がないこの土地では少し離れたところからでもその大きさ、迫力を感じる事が出来きます。1954年に地元の人が初登頂し、それ以降クライマーの聖地になっているのだとか。現在ではクライマーでなくても登れるように階段が作られたので、誰でも頂上まで行く事が出来るのです。さすがに岩の真下まで来るとその姿に圧倒され、「ここを登るの~?!」と一瞬の戸惑いまで感じてしまいます。が、ご安心ください。頂上まで720段、更にその上に建つ建物の頂上まで行くと740段。遠くから見たら梯子のような階段も実際は幅もあり歩き易く15分~20分位で登る事が出来ました。そして頂上からは360℃の絶景が!!登った甲斐以上の感動がありました。
大航海時代、コロンビアにある黄金郷伝説はヨーロッパ人を惹きつけ多くの探検家たちがこの地にやってきました。現在、黄金ではありませんがコロンビアには美しい自然や見どころが沢山あります。南米旅行はペルーやブラジルだけではありません。まだまだ知られざるコロンビアに是非!!(岩間)
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