2014年12月18日 (木)

巨大シュトレン様の大名行列(ユーラシア旅行社で行くドイツツアー)

ユーラシア旅行社で行く11/30発「ドイツ・エルツ山地のクリスマスとシュトレン祭9日間」の添乗に行ってきました。
欧州各地で11月の第4週日曜日から始まったクリスマスマーケットは、今回のツアーで訪れたドイツ各地でも見られ、その町ならではの個性を光らせたものでした。クリスマスというとサンタクロースやクリスマスツリー、アドヴェントカレンダー、香辛料のいっぱい入ったレープクーヘンなど思い浮かびますが、ドイツのクリスマスならではのクリスマスお菓子のひとつ“シュトレン”も忘れてはならないもののひとつ。ドレスデン発祥といわれ、ドレスデンが誇るお菓子であり、小麦の分量に対してバター50%、レーズン80%と栄養価もカロリー(!)も高く、ケーキのようにふんわりしているかと思いきやしっとりどっしりした食感。保存も効くのでちょっとづつ切り分けて食べていきます。シュトレンは繭のような形をして、まわりに粉砂糖がまぶされています。それはおくるみに包まれた赤ん坊のキリストをイメージしているからです。
さまざまなイベントが行われるクリスマスマーケット。ドレスデンでは、クリスマスイベントの一環で伝統菓子を題材とした「シュトレン祭」というものが行われました!
もともと17世紀末頃からドレスデン地域を治めていたザクセン公アウグスト1世が園遊会で招待したお客様にふるまうための巨大シュトレンを作らせたのが、巨大シュトレンの歴史の始まり。その歴史的出来事をクリスマスイベントとして再現しようとなり、今年で第21回目を迎えました。
お祭り当日、旧宮廷教会とドレスデン城の間にあるシュロス広場にて開会式。そこには選帝侯アウグスト公や奥方などの貴族に扮する人々や音楽隊、ドレスデン中のパン菓子職人さんたちが集まっていました。なかには会えたら幸福になると言われる煙突掃除夫さんたちもいました。みんなパレードに参加する人たちですが、開会式前や最中、気軽に写真撮影に応じてくれました。観光名所「君主の行列」を背景に、写真を撮ると、中世時代に遡ったようななんとも絵になるものでした。

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開会式で司会者とアウグスト公が談話し、毎年選出されるシュトレン娘や今年の巨大シュトレンがお披露目され、その後、旧市街を山車に乗った巨大シュトレンとシュトレン娘や王侯貴族扮する人々、音楽隊がパレードします。その華やかさもお祭りならではを感じますが、この祭りのハイライトはドレスデンで一番大きなクリスマスマーケットが催されているシュトリーツェルマルクトでの巨大シュトレン解体ショー(今年の巨大シュトレンは長さ4.34m、幅1.77m、高さ1.74m、そして3.341kg。材料には小麦1.2トン、砂糖200kg、バター750kgが使用!!!たくさんの延べ棒状のシュトレンをレンガのように積んで巨大シュトレンに仕上げています)。パレードのゴール地点シュトリーツェルマルクトの舞台前に到着した山車に乗った巨大シュトレン。

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これに第一刀をいれるのはやはり巨大ナイフ(これもパレードでお目見えできます)。これで切り出されたシュトレン、最初の一口を食すのは、やはり選帝侯アウグスト公!とイベントは盛り上がっていき、その後、パン菓子職人さんたちによる切り分け=解体ショーが始まりました。小型のナイフでどんどん切り分けられていく巨大シュトレン。切り分けられた約500gの塊を5ユーロで引換券を購入して手に入れました。あっという間に売り切れてしまうかとひやひやしましたが、解体が始まってから1時間後でも巨大シュトレンの約1/3は残っていましたし、後々の報告レポートを見たところ、約6万人に配布され約3時間で完売したとのこと。切り分けられたシュトレンも美味しく頂きました。

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クリスマスの雰囲気の中、中世の名残ある旧市街で時代絵巻と圧巻の巨大シュトレンとたくさんの見ごたえのあるお祭りでした。

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