キューバ、クラシックカー天国崩壊へのカウントダウン始まる!?(ユーラシア旅行社で行くメキシコツアー・キューバツアー)
先日、ユーラシア旅行社の「メキシコ・キューバ世界遺産とカリブの休日11日間」より帰国しました。
メキシコ、キューバの10箇所の世界遺産と、2つの無形文化遺産を満喫するこのツアー。
毎日がハイライトの11日間でしたが、その中でも印象的で私の目に焼き付いたものは、キューバの街中を現役で行き交うカラフルなアメ車でした。
鋭いテールフィン、ボンネットのマスコットが特徴的で、クロームメッキのボディもピカピカに手入れがされていました。クラシックカーがずらりと並ぶ光景はまるで1950年代にタイムスリップしたかのようです。
しかしながら、私たちの目を大いに楽しませてくれるクラシックカーは、古いためか故障も多いようで街中で修理をしている光景もしばしば見かけました。
また、燃費が悪く、排気ガスの排出量も多いため、環境に悪影響ということを理由に1970年代には生産が縮小されており、現在、キューバでは環境に配慮し、エンジンを小型車のものに積み替える車も多いそうです。
1959年のキューバ革命以降、新車の輸入が禁止され、「クラシックカー天国」と呼ばれてきたキューバですが、市場の自由化政策の一環で、ついに新車の売買が解禁されました。
今後は新車の輸入だけではなく、貴重な旧車の輸出もキューバの経済を大きく動かすことになるでしょう。
はたして、数年後のクラシックカー天国の命運や、いかに!?
(瀬戸)
ユーラシア旅行社で行くキューバツアーの魅力
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