タイエリ峡谷鉄道でニュージーランドの大自然を満喫 (ユーラシア旅行社のクルーズツアー)
先日ユーラシア旅行社の「フィヨルドランドを航く、ニュージーランド大自然クルーズ 15日間」に、添乗員として同行致しました。プレミアム客船セレブリティ・ソルスティスに乗船し、オーストラリアのシドニーから出航。メルボルンに寄港した後、ニュージーランドへ向かいました。ニュージーランド最大の国立公園であるフィヨルドランド国立公園では、断崖絶壁が迫りくるフィヨルドの間を船で縫うように進み、その雄大な自然を堪能することができました。
ニュージーランドでは4つの港に寄りましたが、その寄港地の一つにダニーデンがありました。ニュージーランドは大きく分けて、北島と南島の二つに分かれていますが、ダニーデンは南島の南部東岸に位置します。スコットランドからの移民がダニーデンの街を開拓したという歴史から、今でもスコットランド風の街並みが残っています。またニュージーランド最古の大学・オタゴ大学がある、学生の街でもあります。
今回はそんなダニーデンの街で、タイエリ峡谷鉄道に乗車しました。タイエリ峡谷鉄道は、ダニーデンのあるオタゴ地方の内陸に広がる森林や峡谷を楽しむことにできる大人気の観光列車です。列車は街の中心にあるダニーデン駅を出発。列車が進むにつれて少しずつ車窓から見える建物の数が減っていきました。青々とした広大な大草原が広がっていたかと思えば、鬱蒼と木々が茂る森林地帯になったり、荒々しい峡谷の中を進んだりと、変化に富んだ車窓を楽しむことができました。途中、ヒンドンという駅で停車しました。ヒンドンは、かつてこの鉄道が観光列車ではなく市民の足として活躍していた頃、食堂があった駅です。近くの丘一面にハリエニシダの黄色い花が咲いていてとてもきれいでした。
ヒンドンにて15分ほどの写真ストップを取った後そこからさらに1時間ほど進み、今回の折り返し地点プケランギ駅に到着しました。帰りは列車の中で車窓を楽しみながらお昼のお弁当を食べ、来た道を引き返しました。ニュージーランドの大自然を満喫できた、素敵な小旅行になりました。 (佐藤)
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