まだまだ現役。旧ユーゴの迷車、その名も「YUGO」。(ユーラシア旅行社で行くバルカンツアー)
先日ユーラシア旅行社の「コソボも行く 西バルカン7ヵ国大周遊」の旅より帰国致しました。
ツアー中目に入ったものは何でもマイクを通して案内するようにしていますが、
街歩きの際、バス移動の際に多くなるのは、その国ならではの車の案内です。
本日ご紹介させて頂きますのは旧ユーゴスラヴィアの迷車、ザスタバ社のYUGOです。
徐々に生産量を減らし2008年に生産終了されましたが、まだまだ現役でした。
ザスタバ社はイタリア、フィアット社のライセンス生産を行っていました。
フィアットの優れたデザインと低価格・低品質を兼ね備えたYUGOは「ナットとボルトの寄せ集め」の愛称(?)で親しまれ、旧ユーゴスラヴィアの国民車となったのはもちろん、一時は英米をはじめ海外にも輸出されました。
単純な構造は(壊れやすく)直しやすく、長らく変わらないデザインは部品の安定供給をもたらしたそうです。
そんなYUGOも生産終了し、西欧の車の普及によって徐々に数が減ってきているそうです。
現役で走るYUGOをご覧頂けるうちに、是非旧ユーゴ諸国にご旅行下さい!(尾崎)
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