晴れた!見られた!クレイドルマウンテン!!(タスマニア)
先日、ユーラシア旅行社『タスマニア・ハイキングハイライト 8日間』より帰国しました。タスマニアは南半球に位置するため北半球と季節は全く逆になり今は真夏となります。ですが緯度的には北海道の正反対。夏でも日本のような暑さはなく日中でも気温は20度を少し超えるぐらいで湿り気もなくとっても過ごしやすい時期なのです。そんなベストシーズンのタスマニアでの出発前の心配事は一つ、お天気の事でした。もともとタスマニア西部は降水量が多く、1年の3分の2は雨。それゆえ今回のハイライトの一つでもあるクレイドル山・セントクレア湖国立公園は365日で275日が雨、294日は曇りで晴れは32日と言われる程。「それならその32日に賭けよう!」そんな願いが届いたのか、当日は青空が広がり気分も上昇。足取りも軽くハイキングへ出発!!
クレイドル山・セントクレア湖国立公園は大昔、分厚い氷河で覆われていましたが、何万年も前から少しずつ氷河がとけ岩を削り、長い歳月を経てゆっくり造られてきた景観。山の形一つにしてもその歴史を感じる事ができます。それだけでも素晴らしいのにタスマニアにはまだまだ特典があるのです。それは、世界で最も空気の澄んでいる場所だということ。おいしい空気は吸い放題!澄んだ空気は普通に生活しているとわかりずらい事かもしれませんが、実際タスマニアに降り立って頂ければ実感できるのです。
また日本ではお目にかかることの出来ない独特な植物、タスマニア固有種のワイルドフラワーや数万年前のゴンドワナ大陸以来の太古の植物などを観察しながらのハイキングはどこまででも歩けてしまいそう!
2014年12月31日。一年最後の日はクレイドルマウンテンを仰ぎながら最高のハイキングで締めくくることができました。(岩間)
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