2015年1月29日 (木)

こっそり、生き物の楽園にお邪魔します!~ユーラシア旅行社で行くコスタリカツアー~

Photo


先日、ユーラシア旅行社の「コスタリカ大自然紀行」の添乗より帰国致しました。コスタリカといえば、神秘的で幻想的な熱帯雲霧林やそこに棲む世界一美しい鳥、ケツァルなどが有名ですが、他にもツーリストの心をひきつけるユニークな生き物たちがたくさん生息しているのをご存知ですか。爬虫類や昆虫が苦手な方でも、周囲の環境に合わせて進化を遂げていったコスタリカの生き物たちを目の当たりにすると、懸命に生きる、その愛くるしい姿に心奪われてしまいます。

コスタリカとニカラグア国境近くに位置するカーニョネグロ野生保護区はラムサール条約が結ばれた水鳥の楽園。ボートに乗り、水辺から動物たちを探します。倒木の枝には写真の被写体にはぴったりの美しいヤマセミや、羽を乾かす姿が可愛らしい鵜、育メン社会が成り立つレンカクをはじめ多くの水鳥が生息。高い木の枝に目をやると、クモザルやホエザル、ノドジロオマキザルの群れが生息しています。そして木の枝の裏側に注目すると、なんとも可愛らしい丸っこいコウモリがお行儀よく縦一列にへばり付いて休憩中。このコウモリは「ロングノーズバット」と呼ばれ、天敵が近付くとみんな揃って体をフリフリ揺らし、ヘビに見せかけて敵を撃退!という驚くべき特技を持っているのです。また、水面に近い木の枝に一際鮮やかな黄緑色を見つけたら、それはバジリスクというトカゲの仲間。試しに枝で水面を叩いてみると・・・なんと二足歩行で水面を移動!しかもあっという間の出来事。バジリスクを見つけたら、カメラを構えてその瞬間を待ちましょう!カーニョネグロの運河には、表情は可愛いけれど肉食のカイマンワニも潜んでいるので、バジリスクの駿足水面移動は素晴らしい特技です!

Photo_2


また、コスタリカではバス移動の間でも落ち落ち眠ってはいられません。カーニョネグロの帰り道、車窓から見える背の高いセクロピアの木にお団子のような茶色い物体が一つ・・・それはきっとナマケモノ。騒がしい道路沿いでもお構いなしに枝にもたれてボーっとお昼寝。コスタリカには2つ指と3つ指の2種類のナマケモノが生息していて、体内の特殊な物質アルカロイドが消化をゆっくりさせるため、なんと1日18時間も眠ります。地上に降りてくるのは排泄のために1週間に一度だけ。ナマケモノの糞に卵を産み付けた蛾はやがて孵化し成虫になってナマケモノの元に帰ってきます。そして背中の苔を食べて恩返し、というなんとも不思議な関係を築いているのです。

今日ご紹介したのは、コスタリカに棲む不思議な生き物たちのほんの一部。昆虫だってまるで道化師のようなお面を付けた、見るからに強そうなカミキリムシやブルージーンズを履いたような矢毒ガエル、体がスケスケのガラスガエル、死んだフリをする透明の蝶など私たちの想像を超えたビックリ生物がたくさん生息しています。古代遺跡やスケールの大きな大自然も良いけれど、たまには小さな生き物たちの楽園にこっそりと足を踏み入れて、奇妙奇天烈な彼らの進化の凄さを目の当たりにするのも面白いと思います。(三橋)

ユーラシア旅行社で行くコスタリカツアーはこちら

|

中南米情報」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。