黄金の街ルアンパバーンで新年を(ラオス)
先日ユーラシア旅行社の「ラオスハイライト」のツアーから帰国致しました。“ハイライト”の名の通り、首都ビエンチャン・風光明媚なバンビエン・世界遺産ルアンパバーンというラオス三大観光地を効率良く訪問する年末年始一週間のツアーです。
第二次世界大戦後、独立戦争と内戦、そして隣国で起こったベトナム戦争の余波と度重なる戦禍にみまわれたこの国ですが、平和が訪れてからは緩やかながら着実な復興を見せており、旧宗主国フランスをはじめヨーロッパ各国ではゆったりバカンスを過ごせる地としてメジャーな場所。近年、日本でもアジア好きな方々の間で人気が出始めているようですね。
さて、ツアーが大晦日とお正月を過ごしたのは王朝時代の都があったルアンパバーンの街。80を超す寺院とフランス統治時代のコロニアルスタイル建築が不思議と調和するこの街の旧名はシェントーンと言い、黄金の街という意味があります。元々そばを流れるメコン川で砂金が採れることから名付けられたそうですが、ガイドさんは「それもあるけど、黄金みたいに重要で貴重な場所なんだよ」と案内していました。
かつては王侯貴族や植民地役人が闊歩したであろう旧王宮前の大通りでは、夕方になると近隣の村人達が集まり夜市が開かれます。織物や手すき紙、オーガニックコーヒーなど宝探しの要領で、皆様お気に入りの一品を見つけていました。
仙人が降り立ったという伝説が残るプーシーの丘で2014年最後の夕陽を観賞した後は、老舗フランス料理店エレファントで年越しディナー!普段の食事は1時間程で済ませる方が多かったようですが、今回は本格的に2時間半かけてのんびりとコロニアルフレンチのお食事と会話を楽しんでいらっしゃいました。食後、皆様ほろ酔い加減でホテルへご案内。2015年も良い年になりそうです。
折しも今年は日本とラオスが外交関係を樹立して60周年の記念の年、日本ラオス両国で官民様々なイベントが予定されているというニュースもありました。まだまだ長閑なアジアの秘境へ行くなら、今年がチャンス?!(三輪)
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