マヤと共に生きるセイバの木(メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス・ベリーズ)
この度、ユーラシア旅行社の「マヤ文明を徹底的に極める旅」より帰国しました。
このツアーでは、メキシコ南部・タバスコ州の州都ビジャエルモッサより入り、メキシコのユカタン半島や、ベリーズ、グアテマラ、ホンジュラスに点在するマヤ遺跡を見てまわります。
このツアーでは、メキシコ南部・タバスコ州の州都ビジャエルモッサより入り、メキシコのユカタン半島や、ベリーズ、グアテマラ、ホンジュラスに点在するマヤ遺跡を見てまわります。
2月、寒い日本を飛び出して向かったメキシコと中米の国々は日本の初夏のような気候。ちょうど乾期なので雨の心配も少なく、日中は日陰を探しながらの遺跡巡りとなりました。
常春の国と言われるグアテマラのアテンティグアではちょうど、ジャカランダが見ごろを迎えていました。
ノウゼンカズラ科のジャカランダは鳳凰木、火焔木と並ぶ、世界三大花木の一つです。
観光地、ホテルの庭や車窓などから、ツアー中、様々な場所でその土地ならではの植物を目にすることが出来ました。
特に印象的だったのはマヤ遺跡の広場で度々見かけた「セイバの木」です。
不思議な事に、その花が沢山咲いた年は雨が多く降り、花が少ない年は雨も少ないそうです。その年が豊作になるか不作になるか占う事もできるわけです。
マヤの世界では「聖なる木」と信じられ、大切にされていました。古代マヤの人々はこの木の下で結婚式を挙げたり、何か大切な事を決める時などはこの木の下で契約を結んだそうです。
ジャングルを抜けて、広々とした遺跡の広場に出ると、すぐにその存在感ある姿に目がいきます。
ちょうど、物売りの子供たちが木陰で一休みしていました。額に汗して観光していた私達も、すぐさまその涼しい木陰を求めてセイバの木の下に入りました。
涼しい風が吹くと、さっきまで暑くてバテそうになっていた事などは忘れてしまいました。
今も昔もセイバの木は人々に憩いの場を提供してくれてます。(関根)
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