仮面の騎士が星を一突き!一年の吉兆を占う素朴なお祭り、サルティリア祭(イタリア・サルディーニャ島)
先日、ユーラシア旅行社の「サルディーニャ・サルティリア祭と美の島コルシカ周遊 10日間」のツアーから帰国いたしました。イタリア統一の英雄ガリバルディが愛したサルディニア島と、言わずと知れたフランス皇帝ナポレオンが生まれたコルシカ島。まだまだ訪れる日本人の少ない地中海に浮かぶ小さな2島ですが、実は欧米やアラブ圏の富裕層にとっては休暇中の旅先として高い人気を持つリゾート地です。コスタ・ズメルダと呼ばれる海岸沿いのドライブやボニファシオ沿岸のミニクルーズでは、陽の光を浴びて刻々と色を変える宝石のような、青い海を楽しむことができました。
さて、今回のツアーの目玉はサルディーニャ島オリスターノで行われるサルティリア祭!この時期ヨーロッパ各地で催されるカーニバルの中でも、このサルディーニャのサルティリア祭は一風変わっています。主役は100人を超す仮面の騎士達、ルールは彼らが順番に馬を走らせ、道の途中に吊るされた星形のオーナメントを剣で突き刺すという単純明快なもので、チャンスは一度きり。全騎士のうち何人が星を取れたかによって一年の幸運が決まるため、騎士も観客も真剣そのものです。星が取れないことは恥、かといってわざとゆっくり馬を走らせるなどもっての外。シンプルだからこそ、イタリア語などわからなくとも人々の熱気をダイレクトに感じることができました。
また、騎士達の華やかな衣装も見所のひとつ。白い仮面をつけるのは、騎士達が人間ではなく地上に降り立った半神であることを表しているそうです。数百年の間、騎士としてこの祭に参加できるのは男性に限られていましたが、5年ほど前から女性騎士の参加が認められ、今年も2名の女性が騎士役を務めていました。うち1人は見事な剣使いで星を獲得!見物客の歓声が一際大きかったのは言うまでもありません。(三輪)
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